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湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

もう辺野古に基地はいらない:名護市長選

2010-01-25 01:21:47 | 沖縄

沖縄の名護(なご)市長選挙で、
米軍の普天間(ふてんま)飛行場を
名護市辺野古(へのこ)へ移すことに異をとなえる
稲嶺進さんが当選した。

新顔・稲嶺氏当選「辺野古に基地造らせぬ」 名護市長選

  米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が
  争点になった沖縄県名護市の市長選が24日、投開票され、
  日米が合意した同市辺野古への移設に反対する新顔の
  稲嶺進氏(64)=民主、共産、社民、国民新、沖縄社会大衆、
  そうぞう推薦=が、移設を容認する現職の島袋吉和氏(63)
  を破り、初当選した。

  鳩山内閣は5月末までに移設先を決める方針だが、
  辺野古への移設は極めて困難になった。
  当日有権者数は4万4896人、
  投票率は76.96%(前回74.98%)だった。

  2010年1月25日0時32分 朝日新聞
  http://www.asahi.com/politics/update/0124/SEB201001240006.html

市長選にあわせて辺野古入りしていた友だちに
さっそく「おめでとう」メールをおくると
「初めてうれしいよ」と速攻で返信があった。

…そうだろうなぁ。
きっと今ごろはまだ祝宴がつづいていることだろう。
みんな、とびきりのいい笑顔をみせているに違いない。

迷惑施設建設問題の構造と地域社会―
不正義の連鎖」を生み出す構造的要因の析出―』
(熊本博之、2009)によれば、先の敗戦のあと
アメリカに占領され、日本に返還されたときには
米軍のキャンプ・シュワブの存在がデフォルト状態だったために
「不正義の連鎖」から抜けだすことが困難となった名護市辺野古。

その地で、それでも
「もうこれ以上、基地はいらない」という声が多勢をしめた。
この声が、正当に、聴かれますように。

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