数週間ほど前、山口県は宇部へ行ってきました。
「女性が動けば世の中が変わる」というテーマで
宇部と山陽小野田でお話する機会をいただいたのです。
せっかく伺うのだからと
1泊2日で3カ所と、やや欲張りめのスケジュール。
それでも疲れを感じる暇もないほど充実の時間でした。
アレンジしてくださった皆さま、ご参加くださった皆さま、
どうもありがとうございました。
しかも、忙中閑ありで
宇部の菊川画廊さんにご案内いただけました。
洋画家の松田正平さんと縁の深い画廊です。
「周防灘」シリーズが代表作で
祝島へ長年通われた松田正平さんは
祝島の絵も描いておられます。
その松田さんと祝島へご一緒されたという画廊のご主人と、
しばし話に花が咲きました。
松田正平さんといえば2013年に、
まずは山口県立美術館で生誕100年 松田正平展が、
つづいて神奈川県立近代美術館でも
生誕100年 松田正平展 日だまりの色とかたちがありました。
そのポスターだかチラシだかを祝島で見て
行ってみたいと思いつつ、
当時はのっぴきならない日々で行かれず残念だった記憶があります。
『原発をつくらせない人びと』の執筆で籠っていたからと思いこんでいましたが、
このたび時期を再確認したところ、
上関原発にかんする漁業補償金の問題で
祝島が今更のように揺さぶりをかけられていたからだと思い出しました。
そんなこんなで、
松田さんゆかりの菊川画廊さんに先日寄ることができたのは
カミサマの粋な配慮という気がしてなりません(カミサマありがとう)。
さて、その松田さんの作品、
1月11日から菊川画廊さんで始まる
「絵との対話展」でもご覧いただけるようです。
お近くの方、ご都合つく方、ぜひ!