老化というものを受け入れて欲しい

2023年11月19日 21時57分30秒 | + プラス
今の職場にも入院されていますが明らかに飲み込む力が落ちている患者さんに対し、
家族は胃ろうではなく口からの摂取にこだわる方がいます。

正直なところ、ゴールがわからないのです。
もう5年は入院していますが、元に戻ると信じている感はありますが、
口から食べ物を摂取するというのは、諦めきれていないと思います。
言葉を間違えているかもしれませんが、どこかで“人間らしさ”を求めているのかなぁと

ただ客観的にみると明らかに老化は避けられないわけで
家族はどこまで、それを受け入れているのか・・・?
いつかは答えを出さなければいけないのに、何だかんだと先送りされている状態です。

今回のニュースはどうなんでしょうね?
誤嚥リスクがあるから胃瘻とかの選択肢はなかったのかな??

ゼリー喉に詰まらせ窒息死 一審で敗れた介護施設側が広島高裁に控訴(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

広島市佐伯区の介護施設で2021年7月、入所の90代男性がゼリーを喉に詰まらせて窒息し、
死亡したのは施設職員が男性の誤嚥(ごえん)を防ぐ義務を怠ったことなどが原因とし、
市内に住む60代の長男が施設を運営する社会福祉法人に3465万円の損害賠償の支払いを求めた訴訟。
施設側は17日、2365万円の支払いを命じた一審広島地裁判決を不服として広島高裁に控訴した。


原告の男性の意見として、今回の判決に
原告である長男は「施設の責任が認められて良かった。父の死を無駄にせず再発防止を徹底してほしい」と望んだ。

とあります。
結構、この発言には批判が多いようですが
再発防止と言われてもなと思います。
医療従事者には限界もあるし、先述のように患者さん自体が老化して身体機能が衰えていくのだけど
一般的にはそれはどこまで理解されているんでしょうね?
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