ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

明石海峡大橋・孫文記念館

2015年02月04日 22時38分19秒 | 訪問地周辺散策

明石市と神戸の新長田にある施設を2年ぶり3回目の訪問しました。初日は明石に向かいました。宿泊地は初回と同じ明石海峡大橋のある舞子にある舞子ビラにしました。初日の仕事を終了し舞子に向かい大橋に寄ってみました。曇りの夕暮れ近くでした。真下から見ています。

JB本四高速 - 本州四国連絡高速道路株式会社 -のHPによると

「明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大の吊橋です。明石海峡大橋は、本州と四国を、道路と鉄道で繋ぐ本州四国連絡架橋事業の一環として建設されたもので、1988年(昭和63年)5月に現地工事に着手し、およそ10年の歳月をかけて1998年(平成10年)4月に完成しました。

大阪湾と瀬戸内海を繋ぐ明石海峡は、海峡の幅が約4km、最大水深は約110m、海峡を流れる潮流の速さは最大で毎秒4.5m(約9ノット)に達します。また明石海峡は古くからの好漁場であるとともに、海上交通安全法によって国際航路に指定されており、1日に1,400隻以上の船舶が航行する、海上交通の要衝となっています。明石海峡大橋は、こうした厳しい自然条件や社会条件の中で建設されました。

そのため、風速80m/sの風に、太平洋プレートで発生が予想される大地震や、兵庫県南部地震のような直下型地震にも耐えうるように設計されています。また、最大潮流速4.5m/sの急潮流が流れる海の上で、水深60mの海底に、最大約12万トンの鉛直力に耐えうる基礎を建設する必要がありました。さらに、当時の日本において最大規模であった1,000m級の吊橋の約2倍の規模である、中央支間長1,991mの橋の桁を架設する必要があるなど、当時の日本の持っていた技術だけでなく、沢山の新しい技術の開発を行い、それらの新技術も用いて建設されました。」と書かれてありました。

こちらは孫文記念館です。この記念館は、中国の革命家・政治家・思想家である孫文(号は中山、又は逸仙、英文名はSun Yat-sen、1866~1925)を顕彰する日本で唯一の施設で、1984(昭和59)年11月に開設された。

 公益財団法人孫中山記念会のHPによると「この建物は、もともと神戸で活躍していた中国人実業家・呉錦堂(1855~1926)の別荘「松海別荘」を前身としている。1915(大正4)年春、その別荘の東側に八角三層の楼閣「移情閣」が建てられ、外観が六角に見えるところから、地元では長らく「舞子の六角堂」として親しまれてきた。 孫文と「松海別荘」(移情閣)の関わりは、孫文が1913(大正2)年3月14日に来神した際、神戸の中国人や政・財界有志が開いた歓迎の昼食会の会場になったときに始まる。その後、1983(昭和58)年11月、兵庫県が「移情閣」を管理していた神戸華僑総会から寄贈をうけ、改修を行った。

1984(昭和59)年11月12日、孫文生誕の日に「孫中山記念館」として一般公開を開始、1993(平成5)年12月には「兵庫県指定重要文化財」に指定された。1994(平成6)年3月、明石海峡大橋の建設にともない、いったん解体され、元の位置から西南方向200メートルの現在地に移転、復原工事が進められ、2000(平成12)年4月に完成した。 2001(平成13)年11月、移情閣は、文部科学省より国の重要文化財に指定された。2005(平成17)年10月、孫中山記念館は、「孫文記念館」と改称された。この記念館には、日本と孫文、神戸と孫文の関わりを中心に、呉錦堂の生涯や移情閣の変遷などについての詳細な展示が行われている。」と書かれていました。

1階の天井の龍、孫文の関係者孫文胸像橋の建設で今の場所に移されたそうです。宿からの夜景宿は有栖川宮に関係があるようです。

舞子公園の北東、明石海峡を望むことができる丘の上に建っています。現在1998年竣工の14階建ての(新)本館と1981年竣工の8階建ての緑風館(旧別館)で構成されて、古くは私邸であったが1966年に神戸市が購入し、公共レジャー兼宿泊施設として営業されてきたということです。明石海峡大橋が開通した1998年の9月に「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」として新装開業しました。

本館は14階のレストランやバー、そして一部の客室の浴室から明石海峡大橋と淡路島の展望を取り入れるように設計されています。旧別館は緑風館に改称され、客室(和室)と宴会場・浴場が設置されている。また、新本館落成後にチャペルも設置されています。

施設は急勾配の丘陵地に立地しているため、徒歩利用者向けに傾斜にそって横に水平移動する「斜行エレベータ」が設置されています。今回は往復ともエレベーターに乗りました。このエレベーターは全国的に見てもきわめて珍しい機種だそうです。

宿から見た朝の大橋です。左にあるのがチャペルです。宿から駅までシャトルバスが出ているので前回はそれで駅に向かいましたが、今回は来た道を歩いてみました。橋のあるところは舞子公園になっています。淡路島が鮮明に見えています。

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