アルテミス・ファウル 失われし島(オーエン・コルファー/角川文庫)
シリーズ5作目。犯罪一家の天才少年アルテミスと、妖精界の女性戦士ホリー・ショートが活躍するファンタジー。アルテミスの傍らには護衛役のバトラー、ホリーのサポート役にはケンタウロスのフォーリー、という構図もこれまでと変わらない。
今作では、デーモンという種族や、アルテミスに匹敵する天才少女、異次元世界など、新たな仕掛けが数多く登場する。何よりも、今作のアルテミスは、犯罪を企んでおらず、善意に基づいて行動している。
そして、人間界よりもはるかに発達した妖精界の技術と、妖精たち固有の魔法があれば、どんな問題もすぐに解決すると思われるにもかかわらず、次々と襲い掛かる危機と予想外の展開。
確かに、これまでのどの作品よりも早く読み終えた気がする。あとがきを読むと、8作目まで出ているようだ。翻訳と文庫での出版を楽しみにしたい。
それにしても、以前からホリーは、何となく『ドキンちゃん』かなと思っていたが、今作には、『バイキンマン』を思わせるキャラが登場する。(個人の感想です。)
シリーズ5作目。犯罪一家の天才少年アルテミスと、妖精界の女性戦士ホリー・ショートが活躍するファンタジー。アルテミスの傍らには護衛役のバトラー、ホリーのサポート役にはケンタウロスのフォーリー、という構図もこれまでと変わらない。
今作では、デーモンという種族や、アルテミスに匹敵する天才少女、異次元世界など、新たな仕掛けが数多く登場する。何よりも、今作のアルテミスは、犯罪を企んでおらず、善意に基づいて行動している。
そして、人間界よりもはるかに発達した妖精界の技術と、妖精たち固有の魔法があれば、どんな問題もすぐに解決すると思われるにもかかわらず、次々と襲い掛かる危機と予想外の展開。
確かに、これまでのどの作品よりも早く読み終えた気がする。あとがきを読むと、8作目まで出ているようだ。翻訳と文庫での出版を楽しみにしたい。
それにしても、以前からホリーは、何となく『ドキンちゃん』かなと思っていたが、今作には、『バイキンマン』を思わせるキャラが登場する。(個人の感想です。)