経済学レシピ(ハジュン・チャン/東洋経済新報社)
この本は何だろう。料理が好きな経済学者が、さまざまな食材を取り上げながら、関連する経済学上の論点を平易に解説する読み物、というところか。
オクラを題材に、資本主義と自由の関係を論じ、
ココナッツを題材に、熱帯の人は怠け者だという説の誤りを指摘し、
エビを題材に、途上国が発展するためには保護主義が必要であると主張し、
バナナを題材に、多国籍企業の功罪を語り、
ライ麦を題材に、社会保障制度の必要性を説く。
という具合に、現代社会において知っておくべき経済問題に関する入門書になっている。
著者が序章で書いているように、経済理論は税や社会保障や金利や労働市場に関する政府の政策に影響し、私たちの生活や、社会の発展方向、さらには私たちの人格にも影響する。
イスラム教への偏見や、アメリカ合衆国の発展理由など、本書を読まなければ知りえなかった知見もあった。経済学について、こんな面白い本が書けることに驚いた。この本は、多くの人に読まれるべき価値がある。
一方で、この本の主張に反対しそうな日本人論者といえば、あの人とこの人がすぐに思い浮かぶ。(経済学は、かなり党派的な学問でもある。)
この本は何だろう。料理が好きな経済学者が、さまざまな食材を取り上げながら、関連する経済学上の論点を平易に解説する読み物、というところか。
オクラを題材に、資本主義と自由の関係を論じ、
ココナッツを題材に、熱帯の人は怠け者だという説の誤りを指摘し、
エビを題材に、途上国が発展するためには保護主義が必要であると主張し、
バナナを題材に、多国籍企業の功罪を語り、
ライ麦を題材に、社会保障制度の必要性を説く。
という具合に、現代社会において知っておくべき経済問題に関する入門書になっている。
著者が序章で書いているように、経済理論は税や社会保障や金利や労働市場に関する政府の政策に影響し、私たちの生活や、社会の発展方向、さらには私たちの人格にも影響する。
イスラム教への偏見や、アメリカ合衆国の発展理由など、本書を読まなければ知りえなかった知見もあった。経済学について、こんな面白い本が書けることに驚いた。この本は、多くの人に読まれるべき価値がある。
一方で、この本の主張に反対しそうな日本人論者といえば、あの人とこの人がすぐに思い浮かぶ。(経済学は、かなり党派的な学問でもある。)
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