レンブラントをとり返せ-ロンドン警視庁美術骨董捜査班-(ジェフリー・アーチャー/新潮文庫)
久しぶりにこの人の作品を買った。『百万ドルをとり返せ』と『大統領に知らせますか』を続けて読んだのがもう40年余り前。その後、『ケインとアベル』のような長いのはパスして、短編集などを読んできた。
この作品は、長い長い物語の、1作目のようだ。作者は、長生きさえできれば、主人公が警視総監になるところまでを書くつもりでいるらしい。(すでに80歳を超えているが、1作でも多くの作品が書かれることをお祈りする。)
冒頭に作者からのお知らせがあり、シリーズの第一巻であることが書かれている。帯にも新シリーズ始動、とは書いてあるが、『ゴッホは欺く』からの連想で、もう少し短い話だと即断してしまった。
買ったことは後悔していないが、シリーズの第一巻でなければ、もう少し小気味の良い結末になったのでは、という思いはある。作中の敵役は、第二巻以降にもきっと登場する、と思わせる終わり方だ。
第二巻以降を読むかどうかは分からない。しかし、長いのが嫌いでない人にはお勧めで、この人のファンには大きな楽しみとなるのは、間違いない。
久しぶりにこの人の作品を買った。『百万ドルをとり返せ』と『大統領に知らせますか』を続けて読んだのがもう40年余り前。その後、『ケインとアベル』のような長いのはパスして、短編集などを読んできた。
この作品は、長い長い物語の、1作目のようだ。作者は、長生きさえできれば、主人公が警視総監になるところまでを書くつもりでいるらしい。(すでに80歳を超えているが、1作でも多くの作品が書かれることをお祈りする。)
冒頭に作者からのお知らせがあり、シリーズの第一巻であることが書かれている。帯にも新シリーズ始動、とは書いてあるが、『ゴッホは欺く』からの連想で、もう少し短い話だと即断してしまった。
買ったことは後悔していないが、シリーズの第一巻でなければ、もう少し小気味の良い結末になったのでは、という思いはある。作中の敵役は、第二巻以降にもきっと登場する、と思わせる終わり方だ。
第二巻以降を読むかどうかは分からない。しかし、長いのが嫌いでない人にはお勧めで、この人のファンには大きな楽しみとなるのは、間違いない。
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