saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

ホトトギスとルリタテハ

2010年10月22日 23時47分57秒 | インポート
ホトトギスの花が咲きだした。鳥のホトトギスの胸毛の模様に似ていることから名付けられたとか。ユリ科の多年草。
もともと山地に自生している植物だが、街の中でもたくましく生育、100本くらいの小群落になった。
スケッチは一枝だけ。 

野性味のある花の美しさも魅力だが、さらなる魅力は、ルリタテハ(蝶)の幼虫の食草ということ。

蕾が出始めると、ルリタテハの幼虫、出現。蕾が彼らの大好物。

園芸愛好家にとっては大害虫、見つかったら即座に踏みつぶされてしまう。
運よく生き延びた子たちは、ハデハデしい姿でひたすら食べて12日後、逆さにぶら下がって蛹になる。

蛹の中でどんな奇跡が起きているのか、

10日後、蛹の殻を破って、美しい蝶が現れる。 (欄上のタイトルをクリックして頂くと写真が出てきます)

蝶のメタモルフォーゼに、毎度感動してしまう。


私も、ある日突然、ダンスがスイスイ踊れるようになったらいいな♪ イタリア語がペラペラ話せるようになったらいいな♪ 絵がサラサラ描けるようになったらいいな♪♪♪ 


美しくなったらいいな、 はちょっと無理だけどね。