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今日の気象情報では、名古屋の最高気温34℃のきびしい残暑ということでしたが、気のせいか過ごしやすい一日でした。
スケッチは、ご近所の方の実家の鹿児島からの葡萄と、埼玉県本庄市から送って頂いた幸水梨です。
爽やかな秋の味覚に季節感先取り、残暑なんて、なんのその!!
身近な出来事にささやかな楽しみを見出している毎日ですが、気がかりなのは原発事故被災地のこと。
放射能が検出されなかったお米が出荷され、サンマも水揚げされるようになったと聞き地元のためにほっとしていますが、食肉として出荷できなくなった牛に餌を与え続けている酪農家の姿に涙が出ます。
9月4日の中日新聞には、核のゴミ・使用済み核燃料プールが数年で満杯になると報じています。
核廃棄物の放射能半減期は数万年から数十億年、いわば永遠に核汚染の危険があるのです。これ以上マイナスの遺産を未来に残したくありません。
原発を止めると停電になるとおどされましたが、電力に余裕が有ると判ったあとは電気料金値上げが当然のように言われています。
この日の社説 「全ての費用を計算した場合、原子力の発電コストが最も高くなると、自然エネルギー財団が指摘。国民の過半が原発ゼロを望む重い覚悟を受け止めるべき。政府が方針を決めれば、民間や国民は知恵を絞り、工夫を重ねよう。それが日本の国民性である。」 に同感です。
ここで一人ぶつぶつ言っているだけの自分の無力さが情けないですね。
この季節、ふと口ずさむ言葉、
♪ 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる (藤原敏行) ♪
♪ 風立ちぬ いざ 生きめやも (堀辰雄) ♪
さぁ明日からまた元気に! かんしょ踊りではないけれど、ダンスのレッスンを楽しみに!