saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

月にむらくも、花には嵐

2014年04月16日 20時14分33秒 | 日記

スケッチ

かこう会4月例会は日本のポンペイといわれている一乗谷の朝倉氏遺跡へ。

戦国時代、越前の国を支配していた朝倉氏は百余年にわたり栄華を極め、整備された城下町を形成していましたが、1573年、織田信長の攻撃を受け、柴田勝家によって焼き尽くされました。

朝倉氏は滅亡、城、城下町は四百年のあいだ、土砂に埋まったまま忘れ去られていました。


1967年文化庁の指導で調査が始まり、庭園が発掘されたことを皮きりに、町並みなど遺構の全面発掘がすすめられ、1991年に国の特別史跡、特別名勝の指定を受けました。

立派な唐門や復元された城下町ストリートなど見ごたえのある建造物があります。

私は、一乗谷川の若草の土手に座って桜と芽ぶきの始まった里山を描きました。


14日夜、火星と月が接近して見えましたね。 写真を撮ろうとすると雲が流れてきて月を隠したり、火星を隠したりするので雲の通り過ぎるのを待って写しました。

~月に群雲、花には嵐、好きなお方にゃ・・・~、気長にいきましょう。

15日夜、月食は見られませんでしたが明るく大きな月がゆっくり登ってきました。

月の出は日毎に50分前後遅くなっていくので昨夜並んでいた火星にはおいてきぼりされました。

月の出が遅くなっていくことを昔の人は風流な言葉で言い表していますね、

満月の次の夜は十六夜、いざようとはためらうという意味だそうです。
次の夜は立待月、その次は腰をおろして待っている居待ち月。その次は寝ながら待ってる寝待ち月。


大宇宙、大自然の中に偶然発生した生命、知的発展をした人間の端くれに生まれてほんとに良かった!!


なのになぜ?

目先の利潤を追い求め、美しい自然に恵まれた地域を人の住めない場所にしてしまっただけでは物足りず、将来に負の遺産を残す原発を国の主要エネルギーと位置付け直すことに反対です。


自然エネルギー推進会議を設立に立ちあがった小泉さん、細川さん、吉永小百合さん、瀬戸内寂聴さん、菅原文太さん、梅原猛さん、市川猿之助さん、ドナルド・キーンさん。

雑草の草の根の端っこの私も出来る範囲で応援していきたいと思います。