saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

秋のお彼岸

2014年09月23日 20時56分49秒 | 日記

今日は秋分の日、秋のお彼岸の中日です。

昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、これからは夜が長くなっていきます。

もとは仏教の世界である彼岸(来世)に極楽往生することを祈願し、墓参りをして祖先の霊を慰める日とされてきました。

現在は、宗教を問わず祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日として国民祝日になっています。

私もお墓参りをし、仏壇に買ってきたおはぎをお供えしました。

 

かつて、8人家族で暮らしていた頃、春のお彼岸にはぼたもち、秋にはおはぎを何十個と作り、昼食はそれと味噌汁でした。

春は牡丹の花にちなんでぼた餅、これはこし餡でくるみました。

秋は萩の花にちなんでおはぎ、これは採れたての皮の軟らかい小豆を使った粒あんでくるみました。

餡の上手なくるみ方も習得したのに・・・久しく忘れていました。

 

スケッチは絵友と出掛けた付知峡の帰路、中津川辺り、収穫間近の稲田です。

黄金色に輝きまばゆいほどでした。

稲田は食糧自給、治水面から大切なことは言うまでもありませんが、日本の風景として欠くことのできない美しい景観ですね。

 

他国の戦争に加担したり、兵器を売って儲けたりしようとしないで、命と自然を大切にする平和な日本であってほしいと願っています。