三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

高齢猫の病気と看取りが続く 5

2024-03-28 12:20:00 | 高齢猫の治療と看取りが続く

3月25日にREADYFOR継続寄付型プロジェクトより、支援金2月分を受け取りました。サポーターの皆様、ありがとうございます。心から感謝しております。

支援金189、000円

以下を支払いました。

電気代2月分 59,133円

水道代2月分 3,823円

医療費 24、420円

残金101、624円は、フードとトイレ用品を購入させていただきます。

この冬も電気代が高額です。25日の入金を確認後に光熱費を払い、それから猫を病院に連れて行くことが、毎月のルーティンとなっております。昨日は、二匹を獣医さんに連れて行くことができました。

食いしん坊だったナミちゃん(8才)が、急に食べなくなっていたので

何かの病気だと思い、検査してきました。

エコーと血液検査の結果、小腸に腫瘍のような物(2センチ弱)が有り

おそらく癌(腺癌かリンパ腫)。FIPの可能性も有る。

まいったな〜死に急ぐの禁止だよ。

RU

8年前、三原台地区において、兄妹と思われる若い猫を数匹で保護。

この兄妹は、早死の猫が多かった。

エイズ、伝染性腹膜炎。そして今度は癌。ナミが一番元気だったのに。

私が胃癌で、ナミは小腸の癌。複雑な気持ちです。

腫瘍摘出の手術を前提の細胞に検査(悪性か良性か)は、

選択肢としてはありますがしません。

黄疸が出ているので、手術は無理な状態です。このまま看取るしかない。

人慣れしていない猫には、検査だけでも大きなストレスです。

ステロイドのお陰か。今朝、少し食べました。

もう一匹、受診させた猫は膀胱炎。短期間に2度目のため、

エコーで見てもらいました。

細菌性の膀胱炎とは違う、突発性膀胱炎かなと思ったのですが、

その可能性は低い。冷えからくる膀胱炎ではないかとのこと。

確かに、サビは私の寝室で暮らしているので、その部屋はエアコン無し。

ホットカーペットと敷き毛布だけ。

これ以上の暖房器具の使用は、電気代が・・・

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定しており、支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

2月分(3月25日受取)は189、696円でした。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

あと110、304円です。フードやトイレ砂などの消耗品費は、物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

 

 

 

 

 


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私が経験した抗がん剤の副作用

2024-03-24 14:52:25 | 私の病気(胃癌)について

私は2023年8月に吐血をして検査の結果、胃癌と診断されました。

正式な病名は、HER2陰性胃癌ステージⅣ  。

多発性肺転移。多発リンパ節転移。

手術が不可能な進行癌です。胃癌ステージⅣ の5年後生存率は7%

吐血するまでには、症状は何もなかったので健康な生活から

一転した闘病生活を送っております。

これまで抗がん剤治療を7回受けました。これからも治療は続きます。

ネットで検索すると、副作用の辛さ怖さは沢山出てきます。

それを読むと、本当に怖くなりますが、経験してみて言えることは、副作用は個人差が大きく、ネット上の情報が全て自分に当てはまることは無いと思い、自分の経験を書いて残すことにしました。

同じ癌になった方への、お役に立てれば幸いです。私の受けている治療法は免疫療法と化学療法を合わせた併用療法で投入する薬は4種類。外来で点滴で入れています。飲み薬ではありません。

2023年

1回目・11月2日・胃内部の腫瘍からの出血を止めるための絶食1週間。貧血改善のための輸血。3週間入院して抗がん剤治療も受けました。

2週間空けて

2回目・11月16日(入院したまま抗がん剤治療)

2週間空けて

退院後は外来で、抗がん剤を入れています。

私の場合は3時間半かかります。

3回目・11月30日の予定が白血球の数値が低く1週間延期。

12月7日に受ける。

4回目・12月21日

2週間ごとの治療が辛くなり、3週間ごとに変更してもらう。

2024年

5回目・1月11日

3週間空けて

6回目・2月1日

3週間空けて

7回目・2月28日予定が再度、白血球の数値が低く2週間の延期で

3月5日となるが、5日はステロイドに関係するホルモンの数値が低く

1週間の延期となり3月12日に受けた。

6回目より40日も空き、後半は体調がとても良かった。

白血球、ホルモンの数値が下がると普通の生活はできません。疲れやすく、無理できずに寝てばかりでした。

私の経験した副作用

1、投薬後はとにかく眠い。だるい。入院していた3週間は低血圧になっていました。抗がん剤を入れる時に一緒に、強い吐き気止めも点滴で入れます。吐き気止めの薬が眠くなる原因だと後で知り、減らしてもらいました。

2、退院してからも、投薬後は怠さと眠気疲れやすい。投薬後、1週間は眠気が強く、寝たり起きたりの生活となります。10日後くらいには薬が抜けた感じで動けますが、筋力が落ちており近所のコンビニに行くのが精一杯です。でも歩かないと次の通院ができないので、歩く練習は意識しています。最初はトボトボとしか歩けない。このまま私は老人になるのかと思い悲しくなり、それが辛かったです。

3、身体が思うように動かないので、精神的にも辛くなります。思考能力の低下物忘れが多くなり、できていたことが、できなくなりました。文章が書けない。会話も言葉がスムーズに出ない。ボーとしている。特発的な出来事に対応できない。それらの症状はケモブレインと言う、抗がん剤による副作用と、後で知りました。

⭕️ケモブレインとはhttps://hospital.luke.ac.jp/about/approach/pdf/ra22/4/research_activities_4_2_1.pdf

4、化学療法で使用されているオキサプラチンの副作用で痺れがあります。痺れと言っても、正座で痺れるのとは違うのです。冷たい物を飲むと、喉の粘膜に ピリピリとした刺激が起きて飲めません。冷たい物(金属、水に触ると、指先足先に電気が走る感じでピリピリします。気温が低いと外に出ただけでも、そのピリピリがきます。一過性の痛みではなく、冷えている状態が続くとピリピリも痺れも、ずっと続きます。そのままにしていると痛みとなり、指先が動かなくなります。人によっては、シコリとなるそうです。この痺れの症状と辛さは、個人差が大きいようです。痺れの辛さで、抗がん剤を止める人が多いと聞きます。私は最初に、アイスを食べた時に起きた、喉、食道までも感じる痺れに驚いて、それからは食べ物、飲み物は常温の物しか体内に入れません。室内室外問わず、手袋しています。靴下は常に2枚履き、寒い日は、靴下にホッカイロを貼ります。とにかく体を冷やさないことが重要。私の場合の痺れは、投薬後1週間ぐらいで軽減するにで、軽い方だと思います。

5、消化器系の癌では、副作用に下痢と便秘がありますが、私は食べ物でコントロールできるようになりました。私は吐き気は全く無いのです。

他、指先の指紋が薄くなる。持った物をよく落とす。粘膜が弱くなっているので、血が出やすい(鼻)。イライラする。抜け毛が多い。動悸がする。口内炎ができる。小さい副作用は多いです。でも慣れるしかないと思います。

以上、長文失礼しました。昨日に、

実はケモブレインが消えたのです!!!

理由は分かりません。7回目を入れて5日間はいつものように眠くて、怠くて死にそうだったのですが、その後は、急に元気になったのです。以前にように身体が動くし、脳内は完全に元に戻っています。思考能力全開!って感じです。この状態が続きますように。

8回目も無事に終わりますように。祈るだけです。

実は、先日の7回目の抗がん剤治療の点滴中に、

アレルギー症状が出たのです。

点滴中に、手のひらに赤い発疹が出て痒くなったのです。

先生がすぐに診察され、その対策用の薬を点滴で入れていただいたので、問題はありませんでしたが、その薬も眠気が強いといわれました。入ると、すぐに1時間も熟睡しました。私は、本当に薬が良く効くタイプだと思われます。

胃癌ステージⅣで寛解できる確率は100人に7人(ネット上で見つけました。寛解はないと聞いていたので、ちょっと嬉しい)

これからも何が起きるか分かりませんが、

癌が完全に消えるまで頑張ろうと思っています。

どうか温かく見守って下さい。お願いいたします。

最後の一匹を看取るまで、生きたいと願っております。

 

現在90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定しております。支払い手数料8%引かれた金額を毎月25日に受け取っております。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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余命が更新されました

2024-02-25 15:45:23 | 私の病気(胃癌)について

私の病気に関して、より多くの人に知って欲しいと思い、カテゴリーを作りました。癌患者はとても多い。私の経験が情報として、どなたかの参考になれば幸いです。

 

胃の中にあった大きな腫瘍が萎縮したことで、自分の余命が、

どう変わったのかを2月20日、7回目の抗がん剤投与の日に、

質問してきました。その日は白血球の数値が、とても低く治療は中止。

先生とお話しできる時間が、少し長く取れたので質問しました。

「先生、前の病院では余命半年、抗がん剤やって1年の延命と言われましたが、

今はどうでしょうか?」。ほんの3秒考えて先生は、

2年と少し。でも福田さんのように薬がよく効く人は、

4年も5年も生きている人がいます。あまり深く考えないで」

私が落ち込んで見えたのか、先生は肩を数回ポンポンと叩いてくれました。

優しい先生です。余命宣告、癌告知を何百、何千回も経験されているのでしょう。

「あー先生!大丈夫です。やらないといけない事が沢山あるので、

早目にやっときます!」と私。

「あー前向きなんだね!」と先生。それで終わりです。予想どうりの2年。

希望は5年ですが、ネットで検索すると、胃癌ステージ4の

5年後生存率は0〜7%。5年生き延びたら奇跡でしょう。

リンパや他の臓器に転移した末期の癌は、進行が早い。

(私はリンパと肺に転移している)

早いと言うことは、再発も、他の臓器に転移が起きる時期も早いという事。

抗がん剤の副作用では、他の重篤な病気になることも有る。

5年生き延びるかどうかは、神様が決めることで、

最低ラインの余命2年で、計画を立てます。

でも2年の間、ずっと元気であることはまずない。

動ける時間は1年かもしれない。半年かもしれない。

自分一人で保護猫達の全てを看取ることは、もう不可能。

私が死んでも、猫達が今と同じく生活できるようシステムを作らねば。

抗がん剤治療を始めたのは、昨年の11月。

今回、白血球の数値が初めて大きく下がりました。

白血球=免疫力。

ネットからコピペ

抗がん剤によって骨髄の機能が低下すると白血球(特に好中球)の数が減少します。 一般的に抗がん剤治療開始後7から10日目頃から白血球の数が減り始め、10日目から14日目頃に最低になり、3週間くらいで回復してきます。 好中球は体内に侵入した病原菌から体をまもる働きがあるため、好中球が減少すると免疫力が低下します。

前回投与の時は、投与可能なギリギリの数値だったのです。

「私の副作用は、眠いだけで大丈夫」と思い込んでおり、

先生から「熱が出るかもしれないよ」と言われたのに、投与してもらったのです。

投与後の体調は大変でした。高熱ではなくて微熱が何度も何度も出たのです。それも毎日ではなく、37度1分が出たり引っ込んだり。

最初はそのことに気が付かずに、あまりの怠さに寝込んでいました。

怠いと横になる時間が長くなる。1日に12時間は寝ます。

寝過ぎは、筋力が落ちる。

体力が落ちないように頑張って動くと、疲れが残る。

疲れると、免疫力はさらに落ちていくらしい。無理ができない。

抗がん剤中止の日に、白血球が増える注射を打ってもらったのですが、

翌朝は異常に元気になって、動き回りました。でも、その次の日はダウン。

暴走する体調に、振り回される3週間でした。

次の抗がん剤投与の日まで、体調を整えます。

どう生きるか。どう死ぬか。抗がん剤を継続するのか止めるのか。

色々と思いがあるのですが、

とりあえずは、一日でも長生きできるよう頑張ります!

 

現在91名のサポーター、マンスリー218、000円(支払い手数料含む)です。

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高齢猫の治療と看取りが続く 4

2024-02-12 16:56:20 | 高齢猫の治療と看取りが続く

2月12日。連中最終日。朝5時3分。幸男君が静かに逝きました。

昨日の夕方にトイレの中で転けて、おしっこまみれになったので、

「もういいよ。横になって漏らしていいよ」と抱き抱え、

ケージに入れました。それまでは自由にさせていました。

獣医に連れて行ったのが1月25日。ガリガリに痩せて脱水がひどい。

末期ではないが、それに近い腎不全。貧血が進んでいるので余命は少ない。

毎日朝晩100ccの補液で、延命はできるとの診断。

まだ食べる元気があるから、延命してみるかな。

幸男は嫌がらないので朝晩、きっちり補液をしました。

1週間後に効果が出た。自分からケージを出ましたね。

2月3日の写真↓生気が出た。

私の顔を見るたびに、ご飯をねだる。

好物はジュレ。健康缶。1日に4回5回も要求する。

一番好きな物は、だしカップだけど、食べ過ぎて下痢になるから中止。

痩せた猫の補液は難しいです。

今の私は、抗がん剤副作用で、指先に力が入りにくい状態ですが、

連続で行っていたら、なんとか上手くできました。

看取り経験が豊富なので、説明のつかない勘みたいなものがあります。

今朝は、5時キッチリに目が覚めました。

熟睡していたのに、パッと目が覚めてしまったのです。

「あー幸男が呼んだ」と、すぐケージを開けて触る。温かい。

(ケージと私の寝るベッドとの距離は1、5m)

目を開けたまま、口を少し開けたまま、横たわっていました。

口呼吸をして、すぐに動かなくなった。たった3分間の看取りです。

午後には、ペット霊園ニルバーナさんへ運ぶ。

人馴れ度抜群で、後輩を可愛がる良い子でした。

お祭り男に相応しい、祝日で良い天気。寿命をまっとうしたね。

幸男を題材にした動画も沢山作りました。写真も多いです。

いつものように呟く。「お疲れ様でした。ありがとう、ユッキー」

この動画が14年前だから、この春で15歳だったね。

現在91名のサポーター、マンスリー218、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

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癌が消えたと言われた日

2024-02-03 15:34:16 | 私の病気(胃癌)について

今年になって初めての抗がん剤投与の日(1/11)には、CT検査(造影剤を入れての断層写真)を受けました。私の外来での、抗がん剤投与の日のスケジュールですが、主治医の診察の予約時間は9時半か10時。その前に採血とCT(9時予約)を行いました。採血は毎回(8時から)です。CTは約2ヶ月ぶり。病院の受付時間は7時20分から。私は7時前には、病院に着くように行きますが、いつも数人は並んでいます。受付時間直前には、数十人は並びます。受付が終わると、すぐに採血の受付へ行く。7時半受付でも10番目から20番目。8時過ぎの受付だと、80〜100人目となります。早朝にどれだけ多くの人が来院しているか想像できますでしょうか。検査を受け主治医の診察を受けてから、抗がん剤投与となります。早くて、11時くらいに開始で、投与時間は3時間半。朝、私が自宅を出るのは5時半。抗がん剤投与が終わって帰宅する時間には暗くなっています。正直な話、電車で通院するには、かなりの体力が必要です。私は付き添い無しで通えますが、そうで無い人は大変だと思います。本人も大変ですが、付き添いの人も大変です。診察の予約時間は、予約どうりに進むことは、まずありません。診察時間は必ず遅くなります。初診の時など、予約時間から2時間半遅れ。体力ないと大きな病院通いはきついです。

前置きが長くなりました。1月11日に診察室に呼ばれ、撮影したばかりの胃の画像を見ました。「詳細は次回だけど、癌は消えてますね。薬が良く効きましたね。」と先生はニコニコ。想像さえしなかった状況に衝撃を受けて、私は、頭の中が真っ白。「え?え?え?」。パニックです。画像は縦横15センチくらいの小さな物。入院直前の撮影と、今日撮影の画像が並べて対比されていたのですが、どこが癌で、どう消えたかが理解できない。しっかり見ると入院前の画像にある黒く大きな影が、横の画像には無い。胃の中の色は、真っ白だったのです。「先生、私の余命は伸びたのでしょうか?」それを言うだけで、他の質問が浮かばなかった。先生は言いました。「詳細は次回ね」。転移していた癌の事、聞けば良かったと後悔しました。

癌が消えた喜びを、すぐにでもブログに書きたかったのですが、転移しているリンパ節(4ケ所)と肺癌は、どうなったか分からないまま書くと、ぬか喜びとなるので、今日まで黙っておりました。もしかして他の臓器に転移している可能性もあるし。

そして一昨日が、抗がん剤投与の日。大きな画像で対比できました。完全に消えたのではなく、かなり萎縮しているのです。今回の画像は胃の実物大だったので、理解できました。子供の拳くらいの真っ黒の影が、梅干しの大きさになっていました。そして梅干しの色は薄い。この表現を考えるのに丸一日。先生に、大きさを質問したのですが困っていました。癌の大きさはセンチでは出せないみたいです。転移した部分の癌も、小さくなっているとのことで良かったです。

これで第一関門突破となるのでしょうか。そうでは無いのです。これからもずっと抗がん剤治療は続きます。癌に完治は、ほぼ無い。ネット上からの情報ですが、半年後から5年以内に7割の人が再発する。そして抗がん剤は、だんだんと効かなくなっていく。効かなくなったら薬を変える。その繰り返しで、生存期間が延長となるようです。胃癌の場合は変更できる薬は、今のところ数種類と聞いています。再発しても試す薬はある。後5年くらい延命できるといいな。先生に延命期間のことを質問するの、また忘れました。次回に聞いてみます。

とりあえず胃の中の腫瘍は小さくなりました。今後も月に2回通院します。再発しても、早期発見となるはずです。試す薬はまだある。先生のお力を信じて、治療していくつもりですが、抗がん剤の副作用には、肉体的に辛い症状と、精神的なものがあるのです。私は精神的なものが強い。ケモブレイン。最近、知った単語です。

ケモブレインの謎を解く

私に起こる抗がん剤の副作用は、眠気、怠さ。記憶力、判断力、集中力の低下。元気だった頃と比べると、能力は半分以下です。とっさの出来事に頭の中が真っ白になるのが、その証拠。先生への質問を忘れるのもそれ。文章が書けないのも、思考能力の低下。人との会話中でも、言葉がすぐに出てこない。だから喋るのが面倒になる。これらが私にとっては、最高に辛い症状です。ケモブレインを知る前は、自分がボケたと思っていました。とうとう認知症が始まったと思い込んでいましたが、このサイトを知ってから、少し気持ちが楽になりました。

この先、自分の身体がどうなるかは分かりませんが、今は元気です。後5年生きたいのです。5年、元気に生きることができれば、猫のお世話が、きちんとできます。そのためなら、抗がん剤を継続すると決めています。我慢できないくらい精神的に辛くなったら、治療を止めるかもしれません。今回の抗がん剤投与においては、眠気と怠さの原因である、吐き気止め(点滴で入れる強い吐き気止め)の薬の量を減らしてもらいました。なので眠気と怠さが少し弱くなりました。吐き気も無い。投薬後にすぐにブログが書けるのは凄いです。(誤字脱字はお許しください)

猫のお世話と掃除は筋トレ。ブログは脳トレ。自分の肉体と精神は自分でコントロールする。そして一番は、前向きに明るく生きること。自分に万が一の事が起きる前に、猫の飼育環境を継続できるシステムを作る。これだけは実行していきます。癌が小さくなるまで静かに闘病生活ができましたのは、支援者の方々のお力です。本当に心から感謝しております。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後とも温かなお気持ちで見守っていただけると嬉しいです。

今年も金の成る木に、花が咲き始めました。私も頑張ろう!

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在91名のサポーター、マンスリー218、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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