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癌による余命を考えながら生きている私を、気遣うように保護猫達が次々に死んでいきます。
11月27日、練馬区三原台地区で子猫で保護した秋ちゃん12才。死因は急性腎不全。
12月4日、練馬区羽沢地区で子猫で保護した羽ちゃん12才。誤嚥性肺炎。
12月18日。練馬区と杉並区の境めで保護した楓ちゃん(成猫で保護)9才。間質性膀胱炎からの腎不全。
多頭飼育の中での、猫の平均寿命は短いです。普通の飼い方での平均寿命は15才。
少数飼いでは、長寿の猫(20才前後)が多いです。
私のシェルターでは10才を超えるだけで長生きと、思ってしまうくらい長寿猫が少ないです。
多頭飼育では、どうしてもストレスがかかる。仕方ないとは言え、申し訳ないと思ってしまいます
これまで230匹以上の猫を看取ってきました。いつからか、死んで悲しいとは思わなくなりました。
自分の意思で保護した責任、保護しても譲渡不可能で、やむなく多頭飼育としてしまった責任を、
猫を看取る度に、「これで幸せだった。責任を果たせた」との安堵の方が大きいのです。
それには経験上、外で暮らすより、ご飯と安全が保障された室内での暮らしの方が絶対に幸せだと
確信しているからです。なので短命で死んだしても、幸せだと言い切れるのです。
それだけ、外猫の過酷な死に方を見てきたからです。
三原台の秋ちゃんについて語ります。
2013年の春。自営業の方のお庭に子猫(10匹以上)が、ウジャウジャいました。
プラスお腹の大きな若い猫も2〜4匹いました。驚きの現場でした。
当時のブログhttp://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-222.html
三原台は高齢者が猫を増やす場所で、庭で飼う人が多かったのです。
大きな道路ができる計画があって、その高齢者の引越しが次々と始まっていた時期に、秋ちゃんを保護。
他の子猫は譲渡できましたが、秋ちゃんは人慣れできず、譲渡不可能のグループに入れました。
2016年、保護猫カフェ閉店間近の夏。「立ち退きした家の跡地に子猫が沢山居ます」の通報を受け急行。
その数は多く忘れました。もう破れ被れで全て保護。当時、お金なくてワクチンが打てませんでした。
だから全て譲渡不可能で、自宅に連れて帰りました。三原台2回目保護組は短命でした。
エイズ、虚弱で早死で、その中で今生きているのは、ドン、チャボ、コロンだけ。全てオス。
二回目組は、穏やかな秋ちゃんを慕っていました。
私は猫が死ぬとすぐに隔離します。他の猫とお別れさせる場面を作りません。
理由は語ると長くなるので、それは、またいずれ。
秋ちゃんの遺体は一晩、一階の玄関に設置しているケージの2段目に置きました。
玄関は寒いので遺体が傷まないのと、他の猫が行かない場所だったからです。
驚いたことに死んだ翌朝、いつもは2階で暮らすドン君が玄関にいました。
秋ちゃんを見ていました。それを見て、私は久しぶりに泣きました。
猫は不思議な生き物です。語れないほど、不思議な生き物です。
ドンは2回ほど、秋ちゃんを見て2階に戻りました。
↓この写真、壁が汚いので公開するつもりはなかったのですが、
ごく最近、壁紙を貼り変えたので公開しました。ビフォーアフターは後日に。
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