三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

私の地域猫活動強制終了の巻1

2018-05-14 23:15:08 | 私の地域猫活動は終わり!
NHK朝の連続ドラマ「半分青い」。毎日見ています。
北川悦吏子さんの書くシナリオ、セリフが好きです。
今回は岐阜弁の「やってまった」が好き。癒し系の響き。
東京弁だとなんだろう。「やっちまった!」かな。「やっちゃったんだよね〜」かな。
私の田舎の山口、徳山弁だとなんだろうか?「やったんよ」。違う。なんだろう?
感情のまま行動し失敗をすること。あ〜忘れた・・・
私は18歳で上京。現在64歳。方言がスッとでてこない。寂しい。まぁいいか。

「私のなかの半分青い」雲が龍。



この記事を書くにあたり、昔のブログを読み返しました。
私が練馬区の公認猫ボラになって(今は公認ボラではありません。とっくの昔にやめました!)
初めて関わった「困った餌やりさん」は最強でした。
詳細はこちらに書いています。この方には何度もぶっちぎれてきました。

https://ameblo.jp/soumenumai/entry-10652780723.html

最後にこの人を怒鳴ったのは、保護猫カフェを止める年だったかな。
心身とも疲れてボロボロの時に容赦なく会う度に、弱った猫を保護してくれだの、
旅行に行くから、餌やりを交代してくれなど我儘放題。医療費負担など絶対にしない人。
「病院なんかいかなくていいの。家で診てくれればいいのよ。自然でいいの。」
これが口癖で、あきれて話もしたくない。
この人とは意志の疎通はできないと判断して、私は携帯番号を変えたのです。
携帯を変えても、知人を探し回り連絡をしてきます。
用事は保護依頼と餌やり交代。勘弁してよ。
私は餌やりをしたくないから、全て保護したのよ。毎日、毎晩、
出かけて猫にご飯をあげるなんて、そんな暇ないのよ。連絡しないで。
アポなしで訪問しないで。彼女は私の家は知っているのです。
いきなりきます。朝の8時とか夜中の2時とか。常識を超えた方なのです。

そして私は再度、ぶっちぎれた。(詳細は長いので後日に)
私は地域猫活動を止めます。終わりのない活動はできません。
この10年でやった活動。500匹の不妊手術。300匹の譲渡。看取った猫の数は130匹。
現在、飼育している猫の数は120匹。ここまで頑張っているのに、あの女は。
大量の置きエサを止めません。大量の置きエサを延々とやっているのです。
私が認めた2ケ所以外の場所に、置きエサをしていることが判明。
そこを見た時に私は絶叫しました。「なんじゃ!こりぁーーーーー!」
よくこんな場所に侵入できる。普通捕まるよ。
完璧な私有地に、大きな傘を並べて、その下に大量のカリカリを置いていた。
大きな紳士物の傘が3本ですよ!びっくりです!
私が石神井公園駅近で把握している地域猫は6匹となりました。
活動を初めた頃は、数十いました。自費で不妊手術をし配食をし、
トイレを置き、最後は看取るを繰り返し、やっとやっと減ってきたのに。
終わることがない。置きエサは猫を呼ぶのです。

ここに宣言します。石神井公園駅周辺には猫はいません。ボランティアもいません。
捨て猫をされても保護する人間はいません。駅前は都会化し交通量が増え、
猫が生きていける環境ではなくなりました。ここ2年で、何匹も車にひかれて死にました。
今年の初め、工事現場の穴に落ちて死んだ子もいます。雪の降る日でした。
5月連休明けと同時に私は、2日間で地域猫3匹を保護いたしました。
あと3匹です。全頭保護して活動を終わりといたします。外猫の管理はできません。
流れ猫がきても保護はしません。手術もしません。私の地域猫活動は終わりです。
面倒くさい餌やりが旅行中に、やっちまいました。

駅前のお花屋さんにいた長毛君。お花屋さんも高齢で引退が近いそうです。
この場所もビルが建つそうです。最後の猫の楽園がなくなります。
この子は数年前に私がTNRした子。本当は保護したかったのですが、
あまりにも凶暴なので、泣く泣くリリース。今回も凶暴でしたが、
福田は経験積んでますので扱いは大丈夫。長毛、慢性鼻炎で弱っています。




駅近のクリニックに住み着いた、白ちゃんも保護。
この子も私がTNRしました。この場所には当時、10匹の猫がいましたが今は1匹。他みんな死んだ。
保護しかないです。白ちゃんエイズになっていました。もっと早く保護してやればよかった。
ごめんね!クリニック前を通る方々には、この白ちゃんは有名。ご心配されませんように。




あと1匹は小柄のメス。この子のことを語ると長くなるので、次回にします。

さぁ〜餌場の撤去です。私が考案した餌台。特許とりたいぐらい便利な小屋ですが、
粗大ゴミ!粗大ゴミ!



今回は、なるべく途切れず書いていきます。地域猫活動とはなんぞや。
人の都合優先で構築された、合法的な猫減らし作戦です。
猫のための活動ではない!行政の好きそうな猫減らし。
「やってられるかーーーー!」と思いつつ、
哀れな子猫を見たくないから、やってまった・・・





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はっぴーねこちゃん今年の目標

2018-01-08 13:28:05 | 私の地域猫活動は終わり!
人の悪口を書いてはいけません。この前の餌やりさんの記事の時のように、
誰か死んだらどうするの。完全に罰が当たりました。絶対にしないと決めた、
猫の配食を毎晩やってます。気持ちをリセット!心が美しくなりますように。(無理か?)



昨日の記事は、福岡の保護猫カフェの方の苦労が分かり応援してみたかったのです。
猫の押し付けの話なんか、山ほど有りです!
「飼育費はだせない。引き取りできないのであれば安楽死。」とカフェの受付で、
言った外国の方もいました。外国の方の主張は強い。
「はいはい!猫、置いてってくださ〜い!」と言うしかないですよね。
機会があれば詳細を書いてみます。大人の文章でね。引き取った猫ももう死んでしまったので
書いてもいいかな。ノアちゃんだ。いい子でした。猫に罪はない!人間が悪いだけ。
今、まさにカフェを運営している方々には、自分が受けた辛い経験(納得いかない経験)を、
赤裸々には書けないですよね。私は二度と、保護カフェも譲渡会もしません。
譲渡活動は原点に戻ります。基本はネットでの募集ですが、近所の方への譲渡が希望なので
友人知人繋がりを使う活動となります。



今年の目標

1、譲渡活動の再開
HPを作成中です。譲渡に対して焦っていないので、ゆっくりしたペースで行う予定。

2、災害に備えての備品、消耗品を集める。
私のように保護猫を抱えてしまった個人ボラさんはとても多い。
複数の知人が飼育する猫の数、合計250匹。万が一大地震がきた時には、
どれだけのフードが必要でしょうか。私の場合、車の運転できないので、
宅配便が止まったらアウトです。多頭飼いの方々には(私も含めて)、
毎月の飼育費用に追われているのが現状なので、特別な備蓄は
できないと考えています。

ケージはカフェ時代のケージのほとんどを保管しています。
貸し出している物以外に、プラケージ、組み立てケージは約30台。
猫であれば50匹は保護できます。ケージに入れるトイレも保管。
あとはトイレ砂に変わるシートが必要。
保護猫用のフードで災害用のストックは、常時80キロ。
毎月120キロを消費する我が家では、完全な量とは言えません。
猫を抱えている個人の方々のためにも、どんどんと貯めていく予定。
それには皆様方のご協力が必要となります。それらもHPに書いていきます。

3、白血病の猫の治療薬を開発する(本業と繋がる活動)
現在、私が飼育する猫の中に白血病の猫が4匹います。
まだ発症していないため元気です。元気なうちに治療をしてあげたい。
詳細は予定が決まりましたら、お知らせします。

⚫️個人的な目標がひとつ。
新聞を毎日読むことにしました。ネットでのニュースは過激であったり、
嘘も多いような気がしています。どんどん流れてくる情報に疲れてしまう。
自分で記事を選び、活字を読むことにしました。長年のパソコン生活で
漢字が書けなくなっています。そのうち正確に読めなくなるような気がしています。
そうなったらボケますね。ボケ防止です。日本は大変な時代になりましたね。
100歳まで生きるかもしれない時代。心身プラス脳を鍛えないと
楽しく生きてはいけない。第二の人生のほうが真剣で必死です。頑張ります!




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2017年総括・楽

2017-12-31 19:21:36 | 私の地域猫活動は終わり!
12月22日。某テレビ局からメールがきました。
はじめまして、私は⚫️⚫️⚫️の『×××××××』という番組を制作しているディレクターの🔺🔺🔺と申します。
いま、各自治体が掲げる、ペットの『殺処分ゼロ』について取材を進めています。目指すべき目標かと思いますが、
その背景にはペットを保護する愛護団体やボランティアの方々の苦労も多いと思います。はっぴーねこちゃんも
去年に運営をお辞めになった事をネット上で拝見したもので、一度そのご苦労について電話で話をお聞き出来ないかと
思い御連絡致しました。この電話が直接テレビで使われたり、記事に書かれたりという事は一切ありません。
実態を把握すべくたくさんの方々に話をお聞きしている次第です。
御手数おかけ致しますが、まずは御返事頂けると幸いです。




猫の神様はいますね。私の苦労話を聞いてくれるメディアがきた。
猫神様からのプレゼントですね!メールと電話で取材を受けました。

私が最初に言ったのは、
「私たちは、殺処分数0が目標ではない。愛護センターに送られる数を減らすことを実践する
個人ボラ。警察や公園の管理事務所に持ち込まれる猫を保護してきました。
路上で倒れている猫も救います。そうすることによりセンターに持ち込まれる数が減るんです。
センターからバンバン引き出して譲渡に繋げるボランティア団体には、スポットが当たる。
私たちのような個人ボラの存在があることを知ってください。」




私が偉そうに意見を言うまでもなく、この番組では陰の活動を理解できている上の取材だったのです。
びっくりしました。報道番組ってすごいですね。内容、知りたいですか?少しだけ教えましょうね!
私にとって今年は多くの猫が死んで辛い年だったのですが、この取材で気持ちが明るくなりました。
来年も頑張れそうな気がしてきましたよ。以下、取材の結論。

仰るとおり、最終的なセーフティネットは行政では無く団体やボランティアの善意にかかっている状態だと思います。
その点で今取材しているので、行政主導の数値目標と化している「殺処分ゼロ」とは何か?掘り下げる意義があると感じている次第です。
団体の運営は寄付金や身銭を切ってやられている人も数多くいると思うので、その大変さや実際に破綻してしまった事例を探しています。
心当たりがありましたら、お教え頂けると幸いです。
今後とも、よろしくお願い致します。


心当たりは私だと、伝えておきました(笑)


あ〜早く総括しないと今年が終わる。やばい!
猫にとって大晦日もお正月も関係ない生活。私も。
去年、保護猫カフェをクローズして何が変わったか。
活動自体はあまり変わりはなかったですが、縮小です。
私が動くことが少なくなった。
猫の相談は相変わらず多く、保護依頼、TNR依頼もありましたが、
相談される方に、ご自分でできるような方法をとりました。
持っていたトラップ6台も1台を残し、TNR活動をされる方にプレゼント。
これまでTNRを私に頼っていた方々の中には、自主的に練馬区の公認ボラに
なられた方も何人かいらっしゃいます。そうよ!みんな!
私より若いし車運転できるし。頑張ってください!
何時でもお手伝いはしますよ!福田は今、新しい形の活動に向かっています。



最後になりましたが、支援者の方々にお礼を申し上げます。
カフェ運営時代から比べると、支援者の数は激減しました。
物資を送ってくださった方は5人。口座への寄付は3名でした。
だからこそ本当に助かりました。猫たちが飢えることなく無事に一年を過ごせました。
ありがとうございました。このご恩を忘れることはありません。
これからも猫のために頑張ります。頑張れる気がしています。

では皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
ありがとうございました。心から感謝をしております。






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2017年総括・哀

2017-12-30 19:24:41 | 私の地域猫活動は終わり!
私の猫活動は自宅周辺にいた飼い主のいない猫の不妊手術から始まりました。
もう10数年以上も前からです。当時、近くの小さな公園で白黒猫が繁殖。
野良猫がいると必然的に餌やりさんが増える。猫の嫌いな人は猫も餌やりさんも迫害する。
その様子を犬の散歩の時に見てしまい「なんとかせねば。」と決心をしたのです。
まず全ての猫に不妊手術。保護できる猫は保護。
餌場を公園から自宅マンションに移しました。公園にいた10匹くらいの白黒猫
(ほとんどがオス)を自宅(賃貸です)周辺に連れてくるなど、大家さんにしてみれば、
有りえない出来事だったと思います。管理会社を飛ばして大家さんに直接、お願いしました。

「私はこのマンションが大好きなのです。ここで生涯を終えるつもりです。
全ての猫が死ぬまで、トイレとなる花壇の管理と掃除をしますので
猫への餌やりを黙認してください。」

その記事はこちら



12月15日午前中に、少し離れた場所に住む猫仲間より電話が入る。
「地域猫としている黒猫パルが12月の初めから姿を見せません。
何か情報をお持ちですか?真っ黒で尾が長くまっすぐです。」

電話を切り、私はすぐに清掃局に電話しました。
猫がいなくなった時に必ず行う、屍体が回収されたどうかの確認。
不明になった日と場所を伝えると、有無を調べていただけるのです。
これまで不明猫の捜索で、何度も経験しています。
辛くて、問い合わせのできない飼い主さんの代理で電話したことも有ります。
問い合わせする間、電話機を握りしめ祈ります。ドキドキしながら祈ります。
ありませんように。回収されていませんように。

「あーありますね。黒猫。尾が15センチ、いや20センチです。
場所もそのすぐ近くの道路です。交番にて回収されました。」
事務的な回答を聞きながら、心に鉛が入った。





猫仲間にすぐ連絡。淡々と伝えました。
でも悲しみがわかる。辛さがわかる。お見舞いのメールを送った。

「パルちゃんには自由がありました。短い命でも幸せだったと思います。
全ての猫は救えない。どうか悲しまないでください・・・」

丁重なお返事がきました。一部を抜粋させていただきました。
猫を愛する人間は、猫に対する想いは強い。
悲しみが心の中から消えることはないのです。私もそうだから分かる。

「ほんとに今回の事は想像もしていなかった最悪の結果になってしまいました。パルはうちで不妊手術をさせて放した猫でこのまま地域猫として見守るつもりでいました。しかし当然のごとく情が移ってしまい、結局我が家の飼い猫にしようと今まで色々試してきましたが全て失敗してしまいました。触れない猫だったのでおもちゃで遊んであげるうちに少しだけ背中に触れるようになると今度はもっと触れるようにとブラシを買ってきて少しずつ慣れさせました・・・・・」



子猫が家の周りにくる。餌をあげる。時期がきたら不妊手術をする。
リリースする。世話をする。人慣れしていない猫は、それが当たり前。
でも、それが地域猫活動?術後リリース後、いなくなった猫の数のほうが、
残った猫の数より多いよ。みんな死んでしまったの?それは私のせい?


12月19日。事務所にて暮らしていた、元保護猫カフェにいたトムが死亡。
たぶん急性腎不全。トムは若くして口内の炎症が強く、譲渡対象外でした。
可能な限りの治療を行いましたが炎症が完治することなく死にました。
抜歯。良質のウェット。痛み止め。免疫を高めるサプリ。時には入院。点滴。
保護してからの医療費は高額。過度な治療は腎臓が壊れる。死んでしまう。



カフェで元気だった時のトム。トムとジュリ兄妹。



自宅周辺で暮らしていた地域猫は、もういません。
最後、部屋に入れ看取った猫は4匹。
高齢となり消えた猫が2匹。
真冬、猫ハウスで死んでいた子が1匹。
術後、すぐに消えた猫は10匹以上。
そして最後の最後の、この1匹の姿が最近、消えた。
餌場を4ケ所も持つ、この子が消えた。


うちでの名前はオカメちゃん。
近所のお鮨屋さんでは、モーちゃん。
どこにもいない。
年が明けたら、清掃局に問い合わせします。
ドキドキしながら・・・
祈りながら・・・
いつしか悲しみは越えてしまい虚しいです。









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2017年総括・怒

2017-12-29 12:03:07 | 私の地域猫活動は終わり!
昔々、あるところに困った餌やりさんがいたのでございます。
離れたところに住む女性で、一日おきの通いの餌やりさんでございました。
それはそれは美しいい(化粧の濃い)方で、日中、堂々と猫を呼び集め、
美味しいウェットを皿に盛り振舞い、カリカリを大量に置いて帰るのが常。
その姿は目立ち、猫を増やす悪い女という噂が、狭い商店街に広がっていたのでございます。

そのお話はこちらへ

外猫への餌やり風景。猫好きには仄々。猫嫌いの人にとってはムカつく。
ご飯のある場所には猫が居つく。その周辺はいつしか猫のトイレとなり
悪臭がしてきた。そして近隣住民の怒りが爆発。
女性は警察に通報され、大の大人が数人で女を取り囲み、
声を荒げて餌やり禁止を強要。
普通の餌やりさんは泣きます。普通はめげます。
餌やり止めるか時間帯を夜中に変える。ところがですね〜
この女性は、涙一つこぼすことなく自己主張したそうな。

「私はボランティア活動をしている。正しいことを行っていますのよ。」

何度、注意を受けても、餌やりをやめることなかったのでございます。



この餌ヤリさんと外猫を守るために、福田は動いた。
苦情処理をやった。地域猫活動の意義を語り歩き、協力者を探した。
猫たちがウロウロしないよう、餌ヤリが目立つことがないように工作した。
猫のためのトイレ、寝床、カラスに見えない餌台を作り設置。
その費用は全て福田持ち。そのへんからどうも女性の気持ちの中に
ボランティア活動の分担ができたらしい。

「猫が病気になったら福田さん。猫のお世話は私。私の大切な猫は私のもの。
でも病気の猫と子猫は福田さんの担当。」

福田は、この場所から多くの猫を保護したのでございます。
医療費は当然、福田持ち。病気の猫の通院も看取りも葬儀も福田の担当。
費用の分担を請求すると女性は笑みを浮かべ、こう答える。

「いいのよ。いいのよ。病院に行かなくてもいいのよ。看取るだけでいいのよ。
自然がいいのよ。死んだら、うちの庭に埋めるからいいのよ。この前
子猫が死んだから埋めたわよ。大丈夫!」

(うちって、あんた団地だろ)


猫に対する感性が異なる女性が嫌いになった。距離を空けた。
しつこい保護依頼を断るようになっていったのでございます。
そして、ある晩に事件は起きた!
深夜の2時に、こいつは猫を福田の自宅に連れてきたのでございます。

「ふくださん。ボス(猫の名前)が病気なの。ご飯が食べれなくて痩せてきたの」

ドア前から、か細い声で何度も何度も喋りかけ、熟睡していた福田を起こしたのでございます。
うちはピンポン切っているからね。福田、ブチ切れ!!!(怖かった〜幽霊かと思った)

「猫置いて帰れ〜2度とくんな!ふざけんな!何時だと思ってんだよ!!!」
そこから、この女を拒絶していたのでございますが・・・

何故きょうは、こんなフザけた文体なのか。それは、そうでも書かないと、
正気では書けないから。なんと!なんと!こいつは・・・
ほんとムカつく!またやった。
12月8日午後3時。私の事務所の前に猫を置いたのは
この女性だと想像できる出来事が起きたのでございます〜



その疑惑が浮かんだ理由とは。
2週間前に、その女が事務所にきたのです。別件で。
私に怒鳴られないよう、私の親しい猫友達に同行を頼みアポ無しで来た!
アポ無しよ!一番嫌いなアポ無し!
仕方ないから事務所に入れたらほざきました。

「あら!黒ちゃんが、ここにいる。いきなりいなくなったのよ。この子よ。
福田さんにお願いしていたのはこの子よ。良かった〜元気になって。」

唖然です。黒ちゃんとは地域猫で、その女から半年も前から
保護依頼をされていた猫だったのでございます。
その女性、帰り際にお土産の菓子パン4個を私に渡しながら
普通、お土産は訪問した時点で渡すものじゃないですかね)
玄関で、また和かにほざいた。

「年末年始は留守なので餌やりをお願いしますね。」

ふ・ざ・けん・なーーーーーーーーーーーーー(心の中で)

おまけです。来所した別件とは何か。

「主人があと2年で退職ですの。退職したら奈良の実家で暮らすので、
残りの地域猫4匹の保護をお願いしますね。その替わり、ここにいる猫の
どれか2匹私が貰い、奈良に連れていきますから。」

おまえにやるわけねーだろ)

呆然。

12月13日水曜日。血圧上昇の一日でした。やれやれ
猫好きには変人が多い。常識が通じない。この方最強です。
自分が一番に正しい。人の話しを聞かない。
(あっ、私もか)

いつも最後に思うこと。猫に罪は無し!
私は絶対にマザーにはなれない・・・










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