DV被害者支援求める
さいたま市議会久保市議が質問
さいたま市議会久保市議が質問
11日、日本共産党の久保美樹市議が一般質問し、DV(ドメステイックバイオレンス)被害者の支援を求めました。
久保氏は、悲惨な児童虐待事件が相次ぐなかで、子どもとともに母親も父親から暴力を受けていた事例を示し、「女性や弱いものに対する暴力の根絶、被害者支援に力を尽くす時だ」と強調。市として、DV被害者の子育て支援や医療・年金、学校教育、住宅などの椙談支援体制をワンストップで行えるようにすることや、被害者の自立を支援する「ステップハウス」の運営への補助を求めました。
木島泰浩市民局長は、ワンストップでの支援体制について「(他自治体の)先進的な取り組みを参考にし、椙談体制を充実したい」と答弁。ステップハウスへの補助について「運営している団体の代表に、市の関係機関連携会議に参加してもらい、施設の利用状況は増加していると聞いている。継続して運営してもらうためにも、財政支援を検討したい」と前向きな姿勢を示しました。
久保氏は「ステップハウスの需要は伸びている。ぜひ補助の実現を」と重ねて求めました。