小学校にもAEDを、さいたま市池田市議が12月議会で一般質問
5日の一般質問で日本共産党の池田めぐみ市議は24時間使えるAED(自動体外式除細動器)の設置拡大を求めました。
池田氏は、市が企業からの寄付により、全58の市立中学校正門に24時間使えるAED設置を決めたことへの歓迎を表明。すでに設置された中学校正門の写真を示し、AEDの存在が地域住民にもわかりやすいとして「小学校正門にもAED設置を」と求めました。
竹居秀子教育長は「小学校にもAED設置が広がれば、安全度がさらに高まる。まずは中学校への設置による成果・効果を検証したい」と述べました。
池田氏はさらに「命を守る政策は、市が責任をもってやるべきだ」として、公共施設や公園、社会教育施設などへのAED屋外設置が必要だと強調しました。
細沼寛保健衛生局長は「公共施設への24時間使えるAED設置は、救いうる命を救える可能性が高まり、必要性が高い。故障や盗難防止へ、屋外に設置する自治体から情報収集し、実現に向けて検討している」と答弁。池田氏は「さいたま市が先進事例になるように進めてほしい」と重ねて求めました。