さいたま市議会開会
市長、公園廃止案など提出
市長、公園廃止案など提出
12月定例会は29日開会、条例案18件、補正予算案7件、一般議案45件など78件の市長提出議案を上程しました。
清水勇人市長が冒頭、市の公衆街路灯のLED化事業の債務負担行為の設定で、必要な追加議決がされず、地方自治法違反になっていた問題で、予算執行の際のチェック体制の強化などの再発防止策を報告。この間題をめぐり、市議会では2022年度一般会計の決算が不認定となっていました。
市長提出議案は、市長の給料と期末手当、議員の報酬と期末手当を引き上げる条例案などがあります。
また、多くの市民が署名を集めるなど反対の声をあげるなか、小中一貫の義務教育学校建設用地のために沼影公園を廃止する条例案が提出されました。関連して、同公園の解体工事請負契約の議案、公園内の沼影市民プールの代替となるレジャープール新設へ候補地調査のための補正予算案が出されています。一方、日本共産党市議団が求めてきた、使用済み金属などの再生資源物の資材置き場を規制する条例案も提出されています。
会期は12月22日までの24日間。一般質問は12月4日から6日まで行われ、共産党の池田めぐみ市議が5日、久保美樹市議が6日に質問します。常任委員会は8日から、予算委員会は14日から開かれます。