松本で計画していた古民家再生計画。
10月下旬には難関だった予算調整を終え(予算調整の山場を越えて)
11月には着工の準備を終えまして、
もう12月になってしまう と焦りながらも
なんとか11月下旬には書類を整え、
さあ、明日から着工!という本当に目前になって
お施主さんのご事情により、急遽、計画をリセットすることになりました。
お施主さんは20代の青年で、まだ独身でいらっしゃいまして
実は実は、これまた良縁に恵まれまして
縁談のお話がまとまったそうなのです。
ですので、今回の計画を一旦リセットして欲しいという事になりました。
明治期の古民家。
松本の震災を受け、早いうちに手を打っておかないといけないところではあったのですが、
(曳家さんも心配していました)
しかし、なんといっても家族あっての家ですから
家族となられる方と共に家づくりをされるのが一番。
という事で
昨年の6月くらいから計画していたこの案件は11月末をもって終了です。
様々な偶然が重なるかのようなご縁に始まったこの計画も
新たなご縁によって別の道へ進んでいくことになりました。
人、家族あっての住まい、民家。
今回の計画は夢に終わってしまいましたが、また新たな夢を作り実現していって欲しいと心から願っています。