秋が日に日に深まって参りました
明日からは霜月。早いものです。
この時期になると妙な焦りが募ります
昨年の春頃に一度、お声掛けのあった千曲市の古民家改修のご相談案件。
そろそろ栖風采さんの順番待ちに入れて下さい~
という感じでご連絡がありましたので
まずは建物を拝見して参りました!
茅葺の古民家です。
凡そ170年くらい経つそうで、トタンの下のは麦藁屋根だそうです。
(海野宿の当事務所と同じ麦藁屋根~)
お話を伺ってみると
ほぼ10年おきぐらいに、何かしらメンテナンスをずっとされてきていて
50年程前には揚前をして基礎廻りの工事もされているとの事でした。
そして今回の計画では、再び揚前工事をするくらいの内容になりそうなのですが
このように定期的な修理を重ねながら170年も保ってきている古民家って
改めて凄いなと思いますネ。
縁側の木製建具が素敵です。
桁も框も柱も 欅~
新潟の民家によくみられる鉄砲梁みたいだと話をしていたら
この民家を建てたのは新潟の大工さんだったそうです。
ほほぅ。
梁の曲線がなかなか面白かった!
上手く活かせるといい感じになるでしょうね。
(空間的には制約が多いのですけど)
と言う事で、
まだ暫らく設計に入るまでお待ち願う事になりますが、再来年に向けて頑張りたいと思います