メンテナンスネタが続きます
さて、私が今暮らしている家は、江戸末の古民家主屋ではなく、屋敷内に建っていた昭和の離れを2004年に全面リフォームして、13年目に入っております。
そう、思い出すだけで笑えるのが、忘れもしない昨年の大晦日。
2015年12月31日に床暖房用の灯油ボイラーが壊れた事件(笑)に始まり
今年2016年は、ボイラーに引き続き、キッチン周りなど幾つか壊れた物があったりで
ぼつぼつ交換したり修理をしたり、我が家のメンテナンスを合間合間でやっておりました
こちらは、2004年、リフォーム直後当時のキッチンの様子。
アフター 2004年
ビフォー 2001年
リフォームして13年目にして
2016.4.20 システムキッチンの収納部分の取手が壊れました。
(トーヨーキッチン 2004年製 fooシリーズ 大型食品庫)
2016.5.20 屋敷内に残っていた昔のお風呂や基礎を今頃、解体したりして
(昭和のお風呂周り 解体)
息子も手伝い。昔のコンクリート土間を解体。
2016.6月頃? システムキッチンの収納部分の取手が更にもう一つ壊れる。
(トーヨーキッチン 2004年製 fooシリーズ 大型食品庫)
取りあえず、青の養生テープで応急処置
そして
2016.9.2 システムキッチンのシャワー水栓が水漏れ。
(トーヨーキッチン 2004年製 bayシリーズ ロングノーズシャワー水栓)
金属のホースとヘッドの継ぎ目から水漏れ。
この水栓メーカーはMYM(喜多村合金製作所) 。
今はもうこのMYMは無いので、KVKが修理をしてくれるそうです。
ホース部分の交換修理となるのですが、まだ直しておりません
取りあえず、トーヨーキッチンのシンクには、二つのカランがついているので
壊れてない方(右側)のカランを今、使ってます。
修理は来年でいいや(笑)
でやっと、
2016.11.19 キッチンの取手交換。
取手が壊れてから半年も経って、ようやく取手をトーヨーキッチンメンテナンスから取り寄せまして交換しました
が、しかしですね、、、
メタル色の取手の在庫が既にもう無いとの事で、、、
在庫があるのは、オレンジ色とブルー色と、木目調との事。
さて、どうしましょう。。。
シンク側はbayシリーズで、木製取手なので
それに合わせて、じゃ、収納側fooシリーズも、木目調にすることにしました。
でも、良く考えてみると、
壊れた取手だけ木目調のもので交換すると、こうなります。。。
やだ、、、ちぐはぐ(笑)
なので、結局、収納部分の取手を全部、木目調に交換することにしましたですよ。。。
大型食品庫はこれでオッケー
ですが、、、
奥のワーキングカウンターの収納部分はどうする、、、
となりまして、、、
はい、この通り、こちらも結局、交換しました。
壊れた2つの取手交換するだけで本当は良かったのに
色柄を合わせるために
結局、8箇所交換してしまいましたですよ~
ちなみに、大型食品庫の内部はこんな感じでした。
それが今や、この陶器道楽なワタクシ
この大型食品庫なるものに
ぎゅうぎゅうに器を詰めております、、、、、、、、
そのうち棚板も折れるかも
2016.12.7 2年前の大雪で壊れた工場の下屋、修理
覚えていますでしょうか、、、
あの大雪で、屋敷内に建っていた旋盤工場の下屋が崩落しておりまして
で、ようやっと、この屋根の修理に着手しましたです
ご覧の通り、
元々、垂木に波トタンだけの下屋で、
それを鉄棒で吊っていただけの簡単な工場の下屋でした。
そもそも、この工場はかなり状態も悪く、
以前に補強はしてあったのですが、
本当なら、土台基礎からやり直さないといけないような工場でして
しかし、そんな修理工事をするよりも、この屋敷にはまだまだ修理しないといけないところが沢山ありまして
何から手をつけたらいいやら、、、な状況だったところへ
大雪で、どーんと屋根が落ち、、、
仕方ない、屋根が落ちたままだと危ないので
仮設的に直す事にしたのですが、、、
仮設っていっても
どうせ、このまま10年以上、放置するんでしょうし、
って言いながら、大工さんと相談して進めていくうちに
結構、立派な下屋になっちゃいました
5尺ある庇なんですが
今までは柱は1本しか無かったものを、4本にして
大屋根から吊っていた鉄棒は撤去し、
腕木で下屋を支える事に、
大工さんと相談しながら決まりました。
土壁が落ちているところは板壁で覆う事にして。
で、屋根材をどうするかとなり、
安くすませるなら、垂木の上にポリカってところなんでしょうけど
ポリカは、絶対ヤダ! と私が駄々をこねまして
じゃ板金?
でも、板金屋さんに頼むとしたら、知人の板金屋さん、めっちゃ忙しいらしく?
我が家の雨樋すら何年も直しに来てくれないので、
取りあえず、いつになるか解らない板金は見送り。
いやもう、伝建地区だし、この際、板屋根でいいかな、と私は思ってたのですが、
板屋根、朽ちても薪ボイラーで焚けばいいし、とか言って(笑)
でも屋根勾配が2寸しかないため、
板屋根にするにも、ちょっと勾配緩すぎて、水切れが悪いと、板が水を吸って、重くなるから、それもこの下屋の場合はまずいな、と。
工場の柱が細いので、そこから追いかけての下屋の梁寸になってるから華奢な下屋なんですね。
なので、重い屋根になるのは止めた方が無難だね、となり
しかし、ポリカは絶対やだ! なワタクシ。。
あんなものは、新しい時だけ綺麗で、後はどんどん醜くなる一方の建材。
侘びも寂びも何もないし
それならまだ鉄板の錆びの方が私的には許せる、と
あーだこーだと
主人と、たかが工場の屋根一つで、なかなか意見が合わず。
で、結局は、波トタンで我慢する事にしました
波トタンで妥協はしたものの
今度は、その波トタンの裏の色が気に入らない!
(ホント、うるさい私ですよね)
垂木の上に波トタンだと、裏が丸見えで、
グレーっぽい色が見えるのが、いかにも安っぽい感じで切ない。
なので、裏を茶色のスプレーで塗りたいと私が言い出すと、
旦那が、スプレー代も面積から勘定すると、結構掛る、から、そこまでやるのか?
ってなりまして、
じゃあ、大工さんが、野地板張ってやれば? ってなり
野地板の金額と大工さんの手間賃と、スプレー代と天秤に掛け
スプレー代にそこまで出すなら、野地板にしよっか
と
どんどん仕様が本格的になってきた訳です(笑)
大工さんのセンスもいいしね。
和風な日本的なそれらしい建物に
気がついたらなっちゃってたというね♪
梁に繰形まで施してくれてるし、超ウレシイ♪
しかし、野地板張っても、それでも軒先の一部に鉄板の裏が見えるので、
そこだけスプレーで茶色に塗ったりして、
野地板の実(さね)も、いずれ隙いて白木が見えるのを防ぐため、先に塗装したり、
ここまでくれば、現場と同じ仕事をしているので、
我が家なのに、仮設的なのに、予算無いのに、手を抜かない、抜けない(笑)
取りあえず、ここで大工工事は終了~
残すは木部の塗装を自分達でやるだけ。
といいつつ、多分、旦那さん一人で塗ってしまうんだと思います。
亜鉛カラー波板
やっぱり、ちょっとした事でも、こうやって安普請は出来ない我々の性格なのだと自覚してしまいますね
この精度でやってれば、いつまで経っても、うちの屋敷の再生は無理だな~と
(金銭的にも、時間的にも、、、)
つくづく思います。。。