さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

地元の美味しいもの~海野宿ふれあい祭~

2012年11月25日 | ◆おいしいもの

 

先日の23日(勤労感謝の日)は

少雨の中

海野宿のふれあい祭が行われました。

私共が海野宿に移住してから7年くらいになりますが

お祭りで雨が降ったのは今回が初めて。

 

 

P1250775

信州上田おもてなし武将隊。 

 

 

  

P1250776

縁側を開放して下さっているお宅で

くつろぐ子供達☆

 

私は、今年はお祭りで販売する

小豆ほうとう作りのお手伝いをしていました↓

P1250766

役員さん達は早朝から準備をしておられました。

 

こちらは くるみおはぎ を作っている様子↓

P1250768

 

野菜ほうとうは外で。

P1250771

 

皆さん、本当にお疲れさまでした。

 

お祭りは午後3時までなのですが、

ほうとう作りのお手伝いは

2時半頃には終えましたので

急いで

お祭りを見てきました。

 

雨のせいか、

商品がまだ売れ残っているお店も多く

おっ

海野宿でガラス工房をやっている橙さん

お祭り限定企画の鹿カツサンドがまだ残っていた~

P1250777

 

3つ残っていた鹿カツサンド。

最後の3つ買ってしまいました♪

  

こちらの鹿カツサンドは

東御市のフレンチ フルール ドゥ ペシェ モモカ さん

東御市のパン屋さん ローカルベンチさんのパン

によるものだそうです。

  

詳しくは橙さんのブログ↓↓ をご覧ください~

2012年 http://daidaiblog.exblog.jp/19225332/

2011年 http://daidaiblog.exblog.jp/16825285/

 

 

 

 

   

 

 

その脇には

東御市のワイナリー リュードヴァンさんの

グラスワインもあって

つい一杯 やってしまいました

P1250779

P1250783

 

 

 

橙さんのクルミグラスでシードルを頂きました♪

こちらのシードルは、

新発売のPomme d'Or (ポム・ドール)の試作品とのこと。

詳しくはリュードヴァンさんのブログをご覧ください↓

http://www.ruedevin.jp/blog/

 

このシードル、とても美味しかったです。

ドライでほんのり甘い。

クリスマスにいいなぁ。

  

うちの旦那さんは

今年はお祭りの交通安全協会本海野部会の部会長なので

お祭りを楽しむどころでなく

走りまわっているのに

私は一人でワイン。うふ。

 

さて、

橙さんのところで一服した後、

玩具展示館へ!

お祭りの時は無料開放。

P1250807

また独楽に見入ってしまいました

 

その後、

我が家のお向かいさんの柳澤謙太郎さんが作っている

お米も購入しました。

P1250829

謙太郎米」です。

謙太郎さんの作ったお米を使ったお酒(大信州)も

振る舞って下さいました。

http://blog.goo.ne.jp/saifuusai/d/20090408

 

 

 

 

  

そしてご近所さんから更に

クルミやお野菜まで頂きまして

P1250827

 

地元の美味しいものが

こんなにいっぱい

 

うれしいなぁ~

 

後日談。

  

鹿カツサンド、

実は当日食べることが出来ず

翌日の朝食に頂きましたが

ちゃんとオーブンで温めましたら

めっちゃ美味かった!

あのサンドは

やっぱりシードルと一緒に頂きたかったナ。。。

   

 

 

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23日は海野宿ふれあい祭り

2012年11月22日 | ◆年中行事・祭り・イベント

明日、23日(金)は海野宿のふれあい祭りです

(午前10時~午後3時)

お祭りのプログラムはこちら ↓

海野宿ふれあい祭り

  

P1250746

  

  

今日はお祭りの準備で

一日お手伝いに行って参りました。

 

朝から既に、名物くるみおはぎ

クルミの下ごしらえが始まっていました。

 

長野県はクルミ生産量日本一で

中でも東御市は県内最大産地ですので、

ふれあい祭りで販売されるくるみおはぎのクルミは

正真正銘、海野宿周辺の地元産のものです

   

くるみ割り↓

P1250755

 

実を出し↓

P1250748_2

 

炒り、荒熱をとり↓

P1250761

擂ります。↓

P1250764

 

私もちょっとだけ

擂るのを手伝いましたけども、

こんな長いすりこぎ棒を使ったことがなく

私は上手く出来ませんでしたけども

さすがご近所の皆さんは

手慣れいて上手い!

  

くるみおはぎの他に、

野菜ほうとう と 小豆ほうとう

もあります。

 

私は小豆ほうとうのお手伝い係でした。

 

小豆も地元産です

P1250758

  

 

 

 

地元住民の協力により

 

 

毎年、このように地元産物を使って

添加物を一切使わずに

全て手作りで

  くるみおはぎ(300円)

  野菜ほうとう(250円)

  小豆ほうとう(100円)

を販売しています。

 

    

さて、明日はお祭り。

明日も裏方の手伝いに行って参ります。

天気予報によれば明日は降水確率70%だそう。

明日の天気がとっても心配です。

雨、降りませんように。。。

  

  

 

 

過去の海野宿ふれあい祭りの記事 ↓

2010 海野宿ふれあい祭り~玩具展示館など~

第21回海野宿ふれあい祭のお知らせ

 

 

 

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タイル工事が始まった☆ ~長野市 古民家再生~

2012年11月20日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市 古民家再生現場です。

P1250673

現場近くではリンゴがたわわに実っております♪

 

さて

施主施工で行われていた木部の塗装工事ですが

柱や構造材、造作材等はほぼ塗り終え

残すは床のみとなりました。

(お施主さん、がんばりました

 

これでようやく

壁の仕上げに入ることが出来ます。

 

まずはタイル工事入りました。

お施主さんがとっても楽しみにしているタイル!

 

タイルは予め、私の方でいくつか候補を選んでおいて

その中からお施主さんに選んでもらうようにしているのですが、

  

今回決まった台所のタイルは

私的には 隠し玉的に選んであったタイル候補でした。

この隠し玉タイル、

最終的に決定したのは、

実は旦那様のご意見によるものでした

奥様がお仕事に出られるようになってから

台所に立つようになったという旦那様

クックパットを見ながら

いろんな料理を作るようになったそうです。

素晴らしい~

   

さて、タイル、

どんな感じになったかといいますと

  

ワクワク

 

まだ貼り始めたばかりで途中ではありますが

こんな感じ↓

P1250682

わぉ~っ

想像以上にカッコいい~

男のキッチンって感じ?!

あ、いえいえ

もちろん奥様も使うキッチンです☆

(まだキッチンは据えられておりませんケド

 

P1250680

タイル割の関係で

ボーダーをアクセントで入れてあるのですが、

この錆びた感じのタイルといい

ちょっと勇気がいったのですが

いやいや、大成功です

あとはキッチンを入れた時がどうなるか。

ドキドキ。

  

 

台所の背面には、

台所用電化製品を置くスペースとして棚を設けてあるのですが

その棚の壁は、居間から見えるところですし

こちらもアクセントとして

ちょっと素敵なタイルにしましょうとご提案しまして

こちらは奥様が選んで下さいました☆

P1250690

古民家の重厚感漂うダークな雰囲気が

このタイルによって

一気に明るさが増し楽しい気分に

  

ムフフ♪

 

仕上げ段階にきて

やっと建物の最終形が

なんとなく見えてきて

お施主さんの表情も明るい。

 

と言いますのも

古民家再生ではよくあることなのですが

この建物、

どうなってしまうのか

お施主さんは図面があったとしても

想像がし難いものです。

  

それもそのはずで

解体したり揚前したり

工事中の様子を目の当たりにすると

 

ちゃんと暮らせる家になるのだろうか・・・

不安になるのも無理ありません。

新築と違って

建設的な状況には到底見えない。

 

実は、この家をやって頂いた大工さんですら

完成形が想像出来なかったそうなので

(古民家再生は初めての大工さんでしたので)

  

完成形をきちんと想像しながらやっていたのは

実は私達だけだったということに

お施主さんも驚いておりました。

  

この最終形を想像できない状況、

なんていうのでしょう、、、

例えば、

舞台ではなく

映画製作現場に似ているかもしれませんね。

  

   

台本(≒図面)を見ながら

役者(≒職人)が

各シーン(≒各工程)を部分撮り(≒それぞれ施工)する。

  

自分の仕事が全体でどのような役割を果たしているのか

台本上(図面上)は理解しているつもりでも、

実際、完成するまでその全貌はわからない。

編集して完成した映画(古民家再生)を観るまでは。

  

みたいな。

  

そうすると我々設計者の役割は何かというと

映画の脚本&監督 あたり?になるのかしら。

  

そう言えば、以前、

お施主さんから唐突に

「この建物に、刻印みたいなもの入れないのですか?」

と聞かれたことがありまして

 

刻印って?とお聞きしましたら

「栖風采って刻印を」

 

?!

あっ 

棟札のようなものかー

 

今まで、そういうこと言われたことが無かったので

気が付かなかったのですが

良く考えてみると

いつしか棟梁不在の家づくりになってしまっていて

お施主さんから見れば

一番身近で建物と関わっているのが

大工さんよりも、

我々のように見えている

ということでしょうか? 

 

刻印かぁ。

考えたこともなかったし

名を残したいと思ったこともないので

     

大工さんはもちろんいるのですが

大工さん自身が完成形が想像出来ない

仰るくらいですから

全体を見通している棟梁としては

存在していない。

 

では、我々が棟梁なのかと言えば

やはりそれも違う。

 

棟梁不在の家づくり、、、

いいのだろうか。これで。

  

棟梁もいて、

我々設計者が

お施主さんや世の中の流れ(法的なことなど)

の橋渡しとして

棟梁の女房役?のように

やっていくのが本当はいいのになぁ

と思っているのですが

実際はそういうことになっていない。。。

   

うーむ。 

  

ともかくもっ

長かった工事を経て

ようやく家らしくなって参りまして、

なんとなく、

お施主さんに似合う家になってきたなぁ~

と思えるのが

自分でも不思議。

   

私共はお施主さんの意向に沿うように

設計をするものではあるのですが

お施主さんの意向をそのまま聞けば

お施主さんに似合う家が出来るとは限らないと思うのです。

 

洋服に例えてみても分かりますが

好みの服を着ることと

その人に似合うことは

必ずしも一致するとは限りません。

  

お施主さんとは

設計のお問い合わせを頂いてから

丸3年経ってますから

長~いお付き合いの中で

徐々に

ちゃんとお施主さんらしい家に

なってきたのかもしれません

 

さて、年内引き渡しを目指して

(本当は9月完成予定だったのですが

頑張ってまとめて参りたいと思います

 

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まだまだ続く塗装工事~施主施工~

2012年11月15日 | 現場6~長野市の古民家再生

今日も長野市 古民家再生現場へ

塗装工事を手伝いに行って参りました。

 

菅平高原経由で長野市に向かったのですが

天気予報通り、

山は雪でした

 

先週はこんな絨毯みたいな景色↓ だったのに

P1250546

一変して今日は雪化粧に ↓  

P1250595

P1250596

気分はすっかりクリスマス

   

さて、現場では、

まだまだ塗装工事中。

今日は、お施主さんの奥さまが

お仕事がお休みとのことで

現場へ来て下さいまして

それならば、私もお手伝いしようと

女子(あ、いえ、主婦、、、)二人で塗装工事。

 

さすがに、もう雪が降るような季節ですから

現場もかな~り寒いわけなのですが

今回改修したところには

ほぼ全面、床暖房を敷設しておりまして、

既に使える状態でしたので

ちゃっかり

床暖房を入れながら作業しました

 

そうしましたら

奥さんったら

トイレの塗装しながら

「わぁ~あったかーい。

このトイレだけで暮らせそう」

(んん?!)

と、感激しておられました

良かった良かった♪

  

奥さまといろんなお話をしながら

塗装していたのですが、

この『古色塗装』をすることについても

私なりの考えをお話したりもしました。

      

古民家再生のような古い建物を改修する場合、

古色塗装をすることは、

いろんな時代の材料が入り混じる中

『色調を整える』

という意匠的な効果の他に、

『清掃』

という意味でも有効だと思っております。

  

材の一つ一つ、隅々まで

素地清掃、塗装、拭き取りと

3回清掃するようなものですから

材がキレイになります。 

P1250612

(塗装途中の天井部分 左が塗装後、右が現状 )

  

柱も一本一本

愛でるように塗装拭き取りをします。

P1250552

あまりキレイではなかった古い柱も

塗装をかけると

こんなにも木目の美しい柱に☆

  

今日は奥さまと一緒におしゃべりしながら

塗装を二人でやっていたのですが

途中で長男さんが下校してきて手伝ってくれました

   

さて、もう暫く塗装工事かかりそうですが

みんなで頑張るぞぉ 

 

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手術のような古民家再生?!

2012年11月05日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市の古民家再生現場です。

 

仕上げ工事の段階ではありますが、

最後に残っていた上雪隠の解体工事が始まりました。

 

とてもレトロな雰囲気の上雪隠。

昭和時代に増築されたものだと思われます。

Photo

壊すのはもったいないように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

状態があまり良くないため取り壊した方が良いということは

経験上わかっています。

(建具は転用して再利用します)

 

P1250423

上雪隠、撤去されました。

 

しかし、これからが問題。

現場から、

職人さんの言葉を借りれば

「土台や柱がとけている」

との事。

(つまり、土台・柱が腐ってしまって、殆ど形が無い状態 ということ。)

  

P1250419

アタタ・・・

しかし、

やはり、解体して良かったのです。

 

言ってみれば、

これは古民家再生の手術のようなもの。

 

手術をしてみたら

癌が思った以上に転移していた、というような感じでしょうか。

ですから、まずは悪い部分を取り除く(解体)。

そして、手当(修理)をする。

  

今回は予算の問題もあり

この部分は応急処置程度の補修をするに留めます。

 

お施主さんは少々心配そうでしたが、

古民家はそんなやわではありません

それは、我が家でも経験済み。

柱の1本や2本、腐っても

崩れることはありません。 

  

  

しかし、大事なのは

これ以上、腐りを進行させないようにすること。

(癌の手術のようなものです)

 

昭和の頃になされた増築や改造によって

かえって古民家にダメージを与えているものが少なくなく、

特にコンクリート、モルタル、タイルを使った所に多い。

 

古い建物を解体して学ぶことは、

どうしてこのように腐ったのか

考えることです。

もちろん、蟻害も含めてです。

 

そして

同じようなことを繰り返さないようにするのが

これからの建物の在り方だと思うのです!

  

このように難問の多い古民家再生ですが、

  

(そもそも、人生や自然と同じように

建築を意のままにしようってのが奢りなのだと

古民家に携わりながら、いつも想うことです)

   

一つ一つ、現場と、お施主さんと

打ち合わせしながら解決していきたいと思います

 

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今日は打ち上げ!

2012年11月02日 | ◆いろんな事・・・

今日は打ち上げ!

3年頑張ってきたお世話になった方と。

P1250382

今朝の我が家の屋根。

朝露に濡れた屋根が

朝日に当たって

段々と乾いてゆく様子。

まるで

私の気持ちを表しているかのよう

 

頑張ったこと、

必ず報われます。

結果はついてきました。

 

素敵で格好いい仕事ぶりだった。

心から感謝しています。

 

年の暮には

また一緒に飲みたいな。

よし飲もう!

暫く忘年会もおあずけだったし。

仲間も誘って飲みたいな

 

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