我が家には雑草のように
野生化したイチゴが沢山生えてまして
毎年ジャムにしています。
過去のジャムの記事↓
2011.6.15 ジャムジャムいちご♪
2010.6.06 休養中。。。
2009.6.07 みんなで天然おやつ♪
我が家の定番となっている自家製イチゴジャム。
今年はたくさん作ったので
うちの所員nanaちゃんにも
分けてあげました☆
nanaちゃんは、本当は、
あまりジャムは好きではないのだそう。
よく普通に市販されているジャムには
ゲル化剤が添加されているので、
どうもそれが苦手なようで、
あまり好んでジャムは食べないそうなのです。
そんなnanaちゃんですが、
nanaちゃんにも食べれるジャムがありまして
以前に、nanaちゃんからそのジャムを貰ったことがありました。
そのジャムがこれ↓
無添加の自然ジャムです。
寿高原食品の自然ジャム↓
http://www.kotobuki-hfc.co.jp/product/shizen.html
実は、このジャムを製造している寿高原食品さんは
nanaちゃんの親戚
なのです。
(わぁ~すごーい)
nanaちゃんから頂いた寿高原食品さんのジャムは、
果物の素材が丸ごとゴロゴロと入って、
サラサラ~したジャムでした。
そこで、我が家でも、
寿高原食品さんのようなジャムを
nanaちゃんの好みに合うように作ってみよう!
と、張りきって作ってみたのです
お砂糖は少なめにして、(でもしっかり煮詰めて)
サラサラな仕上がりの、
ちょっと酸っぱいイチゴジャムが出来あがりました。
(とにかく、うちのイチゴは酸っぱいのです)
こうして出来あがったジャムをnanaちゃんに分けてあげましたら、
nanaちゃんのお口にも合ったようで
(やった!)
nanaちゃんったら、あげたジャムを
なんと
親戚の寿高原食品さんへ
持って行ったそうなのです。
(なんでまたっ そんなこと~ )
そうしましたら、
寿高原食品さんの社長さんが、
我が家の自家製ジャムに
「反応した」そうなのです。
えええ??? なんで?なんで?
どうして???
社長さん曰く、
このイチゴは
もしかすると
社長さんが長い間探し求めていた幻のイチゴでは?
ないのかと。
えええええーーーー
どういうこと?
どういうこと?
(興奮気味なワタシ)
聞くところによれば、
信州には、
御牧(みまき)いちご という品種があるのだそう。
でも、この品種のイチゴは
今はもう、見ることがなくなって
社長さんが探し求めているそうなのです。
とりあえず、ネットで調べてみると
信州の伝統野菜の中に、
「御牧いちご」がありました!
長野県公式サイト web site 信州 より抜粋 ↓
御牧いちご
【来歴】
御牧ヶ原一帯は明治初期からいちごが自生していたといわれ、全国的にも早い時期から栽培が行われていた。その後大正時代に加工いちごの栽培が盛んになり「いちご平」という地名も残った。
【食文化】
酸味が強く独特の香りを持ち、明治時代よりジャム加工に利用されている。ここで、日本で初めての缶詰イチゴジャムも作られた。
【品種特性】
寒さや病害虫に強い。果実は柔らかく小粒。酸味強い。ジャム加工に適した品種
この説明文を読むと
我が家に自生?していたイチゴの特徴に
似ています。
とにかく酸っぱくて、確かに寒さと病害虫に強い!
説明文中にある「いちご平」は、
では、どこなのかと
こちらもネットで調べてみましたら、
(私はまだ信州のこと良く知らないのです・・・)
JA長野県の「長野県のおいしい食べ方」に記載がありました。抜粋↓
日本のイチゴ生産のはじまりの地
こもろ布引いちご園は信州でも雨がすくなく風光明媚な浅間山麓、千曲川と鹿曲川の渓谷に挟まれる標高800メートルほどの広い丘陵である御牧ヶ原台地にあります。名前の通り、奈良時代末に馬を朝廷に献ずる勅旨牧(御料牧場)に指定された土地なのですが、そこはまた、知る人ぞ知る「日本でいちばん最初にイチゴ生産がはじまった地」とも言われています
小諸市と東御市の境付近には、現在も「いちご平」というバス停(写真右)がぽつんとあり、明治時代にこの地にイチゴが群生していたという記録もあるとか。
やがて御牧ヶ原の開拓がはじまり、大正時代にかけてこのイチゴが脚光を浴びました。小諸市周辺では製缶技術が発達していて、ジャム専用のイチゴ栽培が定着し、最盛期の昭和初期には数十ヘクタールに及びました。
ということは、海野宿の我が家に
この御牧イチゴが生えていても
地理的にも、不自然なことはないじゃないですか!
(かなり、興奮気味なワタシ)
しかも、我が家は競売で取得した屋敷ですが、
前所有者は屋敷を、まぁ、なんていうんでしょうか
手入れを殆どしていなかったとみられるので、
そういう意味では、
昔のものが(植物も)、そのままである可能性も
あるわけで・・・
むむ!
キャー 幻のイチゴだったら
どうしましょうーーー
これはやっぱり、商品化?!
(と、アホなことを考えてみたりする)
寿高原食品の社長さんが、
うちのイチゴの親株を調べてみたい
ということになりまして
昨日、nanaちゃんにイチゴの親株を分けてあげました。
さあ、どんな結果になるでしょうか!
楽しみです!!!!
きっと、普通のイチゴでした、
というオチになるんだろうな、
と思いつつも、ワクワクします。
【追記】
「いちご平」というバス停がどこにあるのかを調べまして
買い物ついでに見てきました。
この辺りに、昔むかし、イチゴが群生していたのでしょうか。
東御市と小諸市の、ちょうど境目付近にバス停はありました。
海野宿から「いちご平」という名称の残るこのバス停までは
それほど遠くはないし、
やっぱり
うちのイチゴは、
「御牧イチゴ」だったりしてー☆
(なーんて 調子に乗り過ぎかしら)
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