先週末、長野のエムウェーブで開催されていた信州骨董博へ
最近陶磁器に興味津々の所員クンを連れて
(現場へ行く途中)寄ってきました
今回は特にコレと思う陶磁器は無かったのですが、
ずーっと前から欲しいなーと思っていた
小学校の木製子供椅子を発見
息子用にも使えるし、
インテリアにもなるし、
ちょっとした踏み台にもなるので、
ちょうど赤札がついていたところへ
更に一声かけて値引きしてもらって
買ってきてしまいました
上海の1920年代の小学校の椅子だそうです。
日本のものではありませんでした。
小学校の子供椅子というのは
その扱いから考えてみても
丈夫さが求められ
シンプルに用の美が現れているように
思えます
(k.m)
写真左上 瀬戸本業窯 銅板転写あんどん
右下 本業タイルのレプリカ
やきもの、陶磁器を総称して「瀬戸物」(せともの)
と呼ばれるように、
瀬戸市は瀬戸焼の生産地として知られています。
「瀬戸焼」は、
源流は古代の官窯に遡り、
奈良時代末から平安時代にかけて
多くの須恵器が焼かれた猿投窯(さなげよう)も
前身と考えられるが、
鎌倉時代には、加藤藤四郎是正が中国の陶法をもたらし、
天目茶碗・茶入などを焼いたと伝えられるのが、
創始であるといいます。
その陶祖 加藤藤四郎是正の遺徳を偲ぶおまつりとして
先週の17、18日、瀬戸の陶祖まつり がありまして、
強行、無理をして日帰りで(先週の18日ですけれども)
瀬戸へ行ってきました!!!
(無理をしたせいで、只今、
風邪をこじらせております・・・)
一応、 (言い訳じみてますが)
土蔵再生工事で使うタイルを作って頂く方が、
瀬戸にいらっしゃるので、
その打ち合わせということで! (言い訳)
仕事も兼ねての (何度もくどい言い訳)
瀬戸へプチ旅行
瀬戸 陶祖まつりは3つのエリアに分かれており、
まずは市街地エリア 尾張瀬戸駅周辺へ行ってみました。
瀬戸川沿いをぶらぶら。
いきなり、陶器で出来た祠に遭遇。
さすが瀬戸ですね。
黄瀬戸釉と織部釉で出来ています。
瀬戸狛も居ますね。
おまつりのイベントの中に
せともの楽市があり、
そこには、若手陶芸家さんの作品もありました。
今回、ちょっと気に入ってしまったもの。
遠藤隆宣さんの器 ↓
遠藤さんのお話を聞けば、
古い韓国の焼き物を日本にも合うようにしているとのこと。
私自身、李朝の陶器に憧れつつ、
なかなか手を出せずにいるところで、
そんな私にとっては、
韓国の焼き物に魅せられて作陶している遠藤さんの器が、
とても気になるわけです。
足早に市街地エリアを見たところで
ちょうど ベロタクシーと呼ばれる三輪自転車が止まっていて
息子が乗りたいーーということで、
乗せてもらいました。
車を停めてある駐車場まで、市街地の中を通りながら
送ってもらいました。
ずっと陶器に釘付けだった私にとって
ベロタクシーに乗っている間だけ
旅行気分を味わった感じです。
瀬戸川にかかる橋には、染付の陶板が嵌められています。
至る所に焼き物が用いられてます。
さて、次は赤津焼エリアへ。
まずは赤津焼会館へ行きました。
こちら赤津焼会館では、赤津焼まつりとして
赤津焼の伝統工芸士の作品展及び頒布会等が
催されていました。
一通り見学した後、
この会館のすぐ近くにある赤津焼の窯元
喜多窯霞仙さんを訪れました。
すごい、歴史ある窯元です!
工房の横にギャラリーショップもあり、
素敵な器がいっぱい
この日は工房の当主加藤裕重さんは不在で、
スタッフの方が工房を案内して下さいました!
そこかしこに、気になる陶器がゴロゴロ。
いろいろ説明して頂きながら、
とても楽しく見学をさせてもらいました
そして、結果的には、(いや案の定)
うちで使う器達をいくつか連れて帰ってきました。
なんとか、うちの食器棚に納まり、
既に活躍しはじめてます。
そのうち料理を盛った写真をUPしたいです。
喜多窯霞仙さんのHPはこちら↓
http://www.kasen-web.com/ja/index.html
ところで肝心の仕事の打ち合わせの話はー?!
また次回といいますか、
タイルが出来あがった時に報告したいと思います☆
(k.m)
昨日はいつもお世話になっている左官屋さん(赤羽左官店)宅へ
お邪魔してきました
用事があってお邪魔してきたのですが、
左官屋さんのご自宅の角に、
「うつわ処 侘助」があります!
陶器好きの私としましては、見ないで帰るわけにはいきません。
土蔵の壁に掲げられた看板は、
しっくいを盛り上げて作ったレリーフ状もの
(鏝絵と言えばいいのでしょうか)
で、さすがー左官屋さんだわーと思いきや、
土蔵の壁はまだ下塗りのまま。
どこでもそうですが、手前のことは後回しですね。
(うちの主屋も、未完成のまま )
さて、お店の入り口はこちらです。
入り口のマットにも「侘助」の字が入っていて、
特注で作ったのですね~
なんて言ってましたら、
ダスキンの店舗用オーダーメイドマットなんだそうです。
お店に入るまでにあれこれお話を伺いながら、
ようやく中へ入ると、
こんな感じです!
左官仕事はもちろんのこと、塗装なども
ご自分でされたそうです。
さてさて私は、陶器にが釘付け。
いつもお世話になっているので
(というのは言い訳で)
家用に織部の三つ足小鉢を頂戴して参りました
こちらの侘助さんの器、
見た目以上に、とても使い勝手が良いんです。
早速、家に帰ってから、使ってみました。
ちょうど息子が お餅食べたい~
なんて言うので、きなこ餅を盛ってみました。
奥にある赤味の汲み出し茶碗も、
侘助さんのものです。
たっぷりお茶の入る大きさなので、
ものすごく重宝しています。
左官屋さん宅を後にして、
5カ月ぶり?!に美容院にも行ってきました。
はぁ~
忙しいなんていいながら5カ月も経っていたことに
自分でもびっくりです。。。
(k.m)
かれこれ、
我々夫婦の元に、所員クンが入所して
1年が経とうとしてます
若くて頑張っている所員クンに、
食べ物ぐらいは、何か考えてあげたいなと、
出来る限り、昼ごはんと残業時の晩ご飯を
家族用と一緒に作っています♪
今日のお昼は、そうめんにしました。
なんとなく素敵な感じに出来上がったので、
所員クンに写真を撮ってもらいました ↓
写真って こわいですね~
私の手料理も、写真栄えしてるというんでしょうか。
なんか、それっぽく写ってます
そうめんを盛りつける器に悩んだ末、
白磁の器を選びました。
この白磁の器は、出産祝いとして、
竹工芸の吉田佳道さんから頂いたものです。
吉田さんは、主人が独立して一番最初に
お客様になって頂いた方です。
早いもので、もう十数年前になります。
吉田佳道さんの竹工芸の作品↓
いつしか、私が今度は、吉田さんのお客さんに
なりたいー
(要するに、作品が欲しいってことなんですけどね。)
主屋の古民家が完成したならば、
吉田さんの竹工芸を飾りたい!
仕事頑張らねばー(買えない。。。)
話 戻りまして、
陶器好き、器好きの私としまして、
器があるから、料理を頑張れる、
という側面もあります。
決して、料理好き ではない私。
毎日の食事を作るという
義務感
が、
私にとっては ものすごくエネルギーのいる家事仕事。
なーのーでっ
器を使いながら、日々、楽しみながらやってませんと、
頑張れないのですー
(k.m)
今日は玄関の室礼を変えました。
我が家の場合、
年中行事などの室礼をする際、
長い間、飾りを楽しみたいこともあって、
旧暦で飾っています。
旧暦の方がやはり季節と合うので、
お花とかを活けるにしても
お花屋さんで花を買わなくても
庭先に植えてある草木で足ります。
というかそれが本来の姿かなって思うのですけれど。
旧暦の端午の節句が終わりましたから、
節句の飾りを片付けましてー
さて次は何を飾ろうかな~
と考えるのが楽しい
玄関ぐらいしか、室礼のできるスペースがない
我が家。。。
古民家に暮らしているといっても、
肝心の古民家は工事中で、
実際、暮らしているのは、
リフォームをした離れの昭和の家です。
玄関にガラスのショーケースを置いて、
その上を、飾り棚のようにしています。
飾り皿は、今回は黄瀬戸皿にしてみました。
こちらのお皿は、芦刈窯の斉藤正人さんの作品です。
黄瀬戸大好きの私としては、
この真ん中の印花がたまらない~。
お皿のザラザラ加減といい、
歪みの感じが気に入ってます
(k.m)
私のお気に入りだったネットショップの
あかね工芸店が。。。
この6月で閉店することになってしまいました
思い起こせば、もう5年も前になりますが、
あかね工芸店で開催されていたプレゼントに
応募したことがありまして、
そうしましたら、なーんとっ
うちの息子の出産予定日に、
プレゼントが見事当たったこともありました。
当たった品↓
丹波立杭焼の梅の形をしたお皿が2枚当たりまして、
形がかわいいだけでなく、使ってみると、
とーっても使いやすい大きさだったので、
後で、4枚、買い足しました。
今、食卓で大活躍しています。
子供の出産と共に、
器も、家族用だけでなく、
親戚用にも、数が必要となってきて、
今、毎日大活躍している我が家の器達のうち
かなりの量をあかね工芸店から購入しました。
それだけにー
この度の閉店は、本当に残念でなりません。。。
子供や主人が、たまに器を割ってしまったりしても、
あかね工芸店で再入荷するのを待って、
買い足したりしていました。
買い足せる安心感があるというのは、
暮らしの器を考える上で、大切だと思うんです。
それだけではありません。
ネットという顔の見えない取引でありながら、
本当に気持ちの良いお買い物ができるショップでした。
店長のお母様の直筆のお手紙がいつも添えられて、
とても丁寧で、心遣いの素敵なショップでした。
今回は、
閉店の知らせを受け、
懐の余裕はあまりなかったのですけれど、
思い切っていくつか器を買いました。
中でも、
今回初めて買った韓国の「金海窯」の花瓶が、
とても良かったです。
金海窯は韓国慶南出身の金玄海氏が柳宗悦を尊敬し、
日本民芸に興味を持ち益子に浜田庄司を訪ね仕事を見、
8年間幾多の苦難を越えた後、韓国金海で建てた窯、
ということです。(あかね民芸店HPより)
ですが、
こちらも残念なことに、金玄海氏は、
平成6~7年頃に故人と成っておられるとのことです。
残念なことばかりではありますが、
それでも、素敵な器に巡り合えただけで
良かったと思います。
有難うございます。
あと、私のお気に入りの沖縄の陶器で
上江州茂生さんのデミタスコーヒー碗を5客
買いました。
こちらも、届いてみて
やっぱりいいです~。
二彩の釉がやさしい感じで、
ソーサーは小振りなため小皿としても使えそうです。
早速、このコーヒー碗で一人一服しました
あかね工芸店はネットショップだけでなく、
京都府亀岡市に実店舗もありますが、
そちらも残念ながら7月に閉店になるそうなんです
一度、実店舗にも行ってみたかった。。。
(k.m)