午後三時四十分頃に母が言ったこと。
『ここのところずっと胃腸の調子が悪くて、昨日は下痢になって
しまって御飯がきちんと食べられなくなって・・。』
トイレから出たばかりの言葉でもある。
どんなに抗議しても母への連日の大便攻撃を、妖怪は決して止めようとはしない。
自分が危機に陥るとすぐに母をトイレに駆け込ませるのだ。
昨日など一日で三回も大便を母はさせられていた。
『ふぇーっ!ふぇーっ!』
母が上掲の言葉を語っている最中の妖怪の声だ。幼児そのものの声だ。
団体の「甘え」の声だ。
──伊達や酔狂で私も暴言を吐いているのではないのだ。
私にとって「一日を」争う問題なのだ。
相変わらず冷房の冷気が直接私に当てられている。
今はディールの「最中」なのだ。
すぐ隣にいる妖怪に、この冷気のことを止めよと注意することすら団体はしないのである。
昨日夜遅くから正に絶好調の御機嫌の妖怪である。
ここ数日続いていた撤収への真剣さが皆無的になって来た団体でもある。
単なる脅迫ではない。
実力行使しかない。
《追記》
本稿は午後五時辺り頃に記したものである。
午後十時頃現在ではどうか、、と言うならば、相変わらず冷房の冷気は直接当てて来られている。冷房を止めれば今度は暑さ攻撃をされる、、なのである。
そしてこれに対し抗議をすれば「うるさいっ!」である。
──実力行使をする迄、この人殺しは延々と続くに違いない。
午後九時過ぎ辺りから、延々と続いていた連れ出しへの動きが止まっている。睡眠時間二時間の私が寝るのを待っているのであろう。
その後は御定まりの一日が「また」繰り替えされるのである。