小学校へ行く龍くんを送り出す毎日。
とっても寒いです。
太陽が出てない朝は薄暗く、吐く息の白さが寒さを倍増させるかのよう…。
最近、仲良くしているお友達の影響か、音読の宿題で百人一首を読むようになった龍くん。
当然ながら内容は分かっていないのですが、難しいことをしているんだという優越のようなものがあるようです。
今でも解説を読まないと意味が分からない私と、解説を読んでも意味が分からない龍くん。
昔の様式や男女のことは仕方なくとも、自然や気象についても知らないことが多く、小学一年生はまだまだ未知なるものに溢れているんだなとビックリしました。
ならばと思い、寒い朝、霜が降りていたらその光景を指さして、
「真っ白でしょ! 中納言家持の歌にあった霜ってこのことだよ!!」
と、ちょっと興奮気味に教えたりしています。
ちなみに、龍くんが愛読している百人一首の本は児童用ですが、私がよく見ているのは杉田圭作『超訳百人一首 うた恋い。』の公式HPです。
原作はマンガで、百人一首を選定した藤原定家が解説をしつつ、歌を詠んだ人々を登場人物に、平安時代の恋愛模様や文化・生活などが分かりやすく描かれていることから、アニメやCD・DVDと様々なメディアへと幅を広げている作品です。
HPには100首全ての超訳から用語の説明まであるので、気軽にのぞくのには最適です。
http://www.utakoi.jp/study/waka.html(全和歌の超訳)