昨日は関内で用事を済ませて、ついでに周辺をドライブしました。
みなとみらいの夜景は相変わらず綺麗でした。
でも、いつもと違うのは仮装している人が歩いていたこと。
気づけば日本でもハロウィンがすっかり定着してしまいましたね。
実は報恩講法要の最中に近所のお子さん方がピンポンを押して「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」と訪ねてきました。
突然のことでビックリしたのと、相手をする時間がなかったことで、とりあえずお参りのお子さんにお渡ししているお菓子の袋をあげて帰ってもらいました。
正直なところ「お寺の来るとは強者だなぁ」と思ったりもしましたが、それだけ気安く感じてもらっているのかもとポジティブに考えることにしました。
ただ改めて思い出すと、この応対が正解だったのかと不安になります。
ハロウィンでお菓子をもらいに家を訪ねる場合、家の前にカボチャの飾り(ジャック・オー・ランタン)が置いてあることが訪ねてもいい目印というルールがあります。
あとは親同士が約束しているなど、相互理解の上でなければ成り立つことが難しいお祭りです。
そのルールを教える立場にあった私が、何も言わずにお菓子のみをあげてしまったのは反省すべきことでした。
楽しむうえにもルールはある。
渋谷の映像を見ながら、そのことを強く思いました。
ちなみにハロウィンはキリスト教のお祭りではなく、もともとは古代ケルト人の祝祭です。
それがアメリカの民間行事になっただけで、固定の宗教色はありません。
広まりやすかった大きな要因は、そこにあったのかもしれませんね。