先日のお経の会でのこと。
一番前の中央が最近の定位置になった龍くん。
お勤めの間、正座を崩すことなく最後まで同じ姿勢で読み続けていました。
小さい頃は、ただただ長いだけにしか思えなかったお経に、正座をする前から逃げ出していた私。
数年前は途中で疲れてお昼寝を始めていた龍くんに、そんな私の子供時代を重ねていましたが、いつの間にかセンターを取るという思わぬ成長を遂げていました。
寝てしまおうが、飽きて止めてしまおうが、それでもお経の会で皆さんと一緒の時間を過ごす。
いるだけで喜ばれ、読むだけで褒められる。
その恵まれた環境から、息子の成長を促すご縁をいただいていたんだと改めて思いました。
これも一つの仏縁の形だと有り難く思っています。