週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
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青空しんこきゅう

2012-07-23 23:10:54 | ひとりごと

相変わらず、ひどい咳に苦しんでいます。(泣)

龍くんはというと、すっかり元気になって、今日は幼稚園でプールを楽しんできました。
いっぱい動いて疲れてないかなと思うのですが、台所から様子を見ると、本人は有り余るエネルギーを踊って昇華させていました。

音楽の元を辿ると、教育テレビの『フックブックロー』という番組のオープニングの曲『青空しんこきゅう』。
耳に残るメロディと歌詞で、私も気がつくと口ずさんでいるような、清々しい曲です。


    はしっても あるいても
    ちきゅうのスピードは おなじです
    あせっても のんびりでも
    ちゃんとあしたは くるんです


歌詞の最初の部分ですが、「前を向いて進み続けることばかりが奨励されているけど、立ち止まることだって悪いことじゃないし、立ち止まらなければ周りの動きが分からないことだってあるんだから、あんまり振り回されないずにマイペースを保つことも大切なんじゃない?」と、私を落ち着かせてくれる効果が、この曲にはあります。

  歌詞の全文はコチラ
     http://www.nhk.or.jp/kids/hookbookrow/song/index.html

そして、この曲を思い出す一番効果的な場面が、道路の渋滞時です。(笑)
多少なりとも進む渋滞ならば大丈夫なのですが、ときどき微動だにしない渋滞があります。
そういうときは、やはりイライラしてしまうもの。

なので、そういう場合は、この曲の最後の歌詞にあたる

    ちょっと しんこきゅう

を実践しながら、マイペースを保つことにしています。

ところが先日、湾岸線の東京港トンネル付近で渋滞に巻き込まれていると、頭上に気になる標語を発見しました。

    「大丈夫。追い抜かれても、渋滞でも、後ろには進んでいませんから。」

思わず「その通り」と吹き出しましたが、同時に「青空しんこきゅう」の歌詞に通じるものを感じて、渋滞のイライラはすっかり発散されました。

精神的にも、とっても優しいこの曲。
しかし、龍くんにかかると、歌詞は一変……。

ちょっと深呼吸」が「ちょっと深刻」に。

……なんだか、後味の悪い曲になりますね。



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