郷土愛醸成

１月８日（木）夜
私は、全国からの友人や昨年の第２小会議メンバーがさいたま市に遊びに来てくれた時には、イタリア料理店と浦和のうなぎ屋さんには連れて行くことにしています。さいたま市誕生からはや１４年が経とうとしているが、さいたま市は何一つブランド化が出来ていない現状がある中でも、特に埼玉は日本のイタリアであると豪語しているのは北君の言葉。さいたまは何もないと嘆くものが多いものの、わたしが昨年全国大会を構築する関係で全国各地様々なころを見てきたが、さいたまが何もないなんて言ったら罰があたるほど、我々の地域は恵まれている。ブランド化が出来ていないのは恵まれた地域だからこその所以であろうと思うのである。

埼玉はパスタ、チーズ、ワインの消費量がナンバーワンである。その他にも順位は落ちてしまったがケーキも消費量トップクラスである。粉もの文化が浸透しやすいのは、若い世代が多いからだし、若い世代が多いということは住みやすいということに他ならない。務めは都心に向かうにしても住まいは埼玉。地価や物価が安く、交通面ですぐれているのが埼玉の魅力の一つである。

世界に目を向けてもイタリア本土以外でイタリアンレストランが最も多い国が日本、その中で埼玉のパスタ消費量は全国平均の約１．５倍、チーズもワインも消費量ナンバーワンと言うことは、洲が２０あるイタリアの２１番目の州は埼玉である！と言い切れるのではないだろうか。それだけイタリアンなまちである。さいたま市岩槻でとれた朝どれのバジルを使ったパスタをつまみながら、食を通じた郷土愛醸成についてワイン片手に語り合う一夜となりました。