(夫)エドガー(1898~1986)と(妻)イングリ(1904~1980)はミュンヘンの美術学校で出会い、1925年に結婚。1929年にアメリカに移住。アメリカ児童文学の育ての親と言われるアン・キャロル・ムーア女史の勧めで絵本を共作するようになり、1932年にデビュー作ともいえる、この "OLA" が生まれました。
カバーが付いていますが、下部に痛みがあったのでしょう。
10ミリほど切り取られていて、寸法が足りなくなっています。
所蔵本は刊記が無く、おそらく1960年代の図書館用の廉価版の除籍本で、表紙は布装で表紙と同じ絵柄が印刷されています。
邦訳は『オーラのたび』吉田新一/訳 福音館書店刊 1983年初版。カバーは元々ありません。
所蔵本は1986年第4刷。
原書と比べると、スミ版のリトグラフの調子が若干つぶれ気味で、のっぺりした感じになっているのが残念です。