「雨亭通信」(昭和60年4月~昭和63年3月)は坂本一敏氏が晩年に発行した書物に関する私刊の小冊子で、10号まで発行されました。
「発刊のことば」として、坂本一敏さんは次のように書いています。
坂本さんにご厚誼をいただくようになったのは、その少し前だったように思います。
「雨亭通信」の発送名簿をワープロで管理し、宛名シールに印刷するようにしたのは第2号からで、封入とシール貼りを終えたものを郵便局に搬入するまでをお手伝いするようになりました。
裏表紙に雅印を押したのは第2号だけでした。私への謝辞は名前を消してあります。
雅印の拡大。
4号からは秋山勝保氏がご厚意で作成してくれた栞を挟み込むという作業が加わりました。両面に絵柄があるものもありました。 クリックすると大きな画像でご覧いただけます。
終刊となった10号に挟み込んだ栞は、かなり大きなものでした。
寄稿者はそうそうたるメンバーが顔を並べで、興味をそそられる内容がほとんどです。表紙に目次があるので並べてみます。
「雨亭通信」の発送作業日だか、巻末の古書目録への注文品の発送日に、友人を援軍として連れて行ったこともありました。お昼は九十九里海岸近くの蕎麦処で、ご馳走になるのが常でした。