さいとうさん家は 今 ネコ1匹だけ

イラストレーターさいとうまりの 家ネコ日報
高齢猫さん達が他界し なんと 人生で初の 猫1匹

猫の病気の事

2011年12月17日 | 日記
けものんさんとこの 小鉄君が、痙攣して とても心配な様子。
なんのお役にも立たないけど、今までにみた 痙攣や麻痺の事を振り返ってみました。

子猫の時は、体温調節が 大人程上手く出来ないため、
ちょっとした 気温の変化で カゼをひく事があります。
親猫のオッパイを存分に飲んで育った子は、それほど心配ありませんが
早いうちに捨てられて 衰弱していた事があると
どうしても 健康な子と同じようには 育ちませんでした。
一時期 ウチは ヘルペスが蔓延して、子猫が 突然引きつけを起こし
飛び上がって 暴れる・・・そんな子を 何匹も看ています。



しばらく痙攣して暴れながら オシッコをまき散らすか
一息ついて オシッコが出ると す~っと治まり、次のオシッコで また暴れ出す・・・
熱が下がって 病み抜ければ モトにもどりました。
あまりに小さい子は・・・無理でしたけど・・・


脳障害の子は2匹出会っています。



1匹は 仕事場の玄関前に置かれた メロンの箱に入っていた、生後1ヶ月位の小さな子。
箱の中で暴れながら 痙攣していました。
すぐさま 当時掛かり付けの獣医さんに連れて行くと、一も二もなく安楽死を勧められ
「イヤです」と言えないまま・・・私の猫人生で たった1度の汚点です。

もう1匹は、大人猫。
台所の隙間から入り込んでいました。←ココです
どうやって ウチに辿り着いたのか、ボロボロのグチャグチャ、ガリガリ。
食べ物を くわえられない位 大きく痙攣していて
2日間 側に付いていて 看取りました。

この2匹は、痙攣が止まる事がありませんでした。


FIP(伝染性腹膜炎)ドライタイプの場合



こちらは 痙攣と言うより 麻痺です。
顔が 小刻みに震える感じと、後ろ足の麻痺
ちょっと歩くと すぐ転んでしまう・・・ウチの場合、引きつけや痙攣はありませんでした。
ただ なんとなく 顔付きがヘン、顔と言うより表情が 何か違う。
よ~く見ると、まん丸な瞳が 片方まん丸じゃない・・・ぐにょんぐにょん・・・

この病気は、食べられなくなり 痩せ細って 衰弱して死に至ります。
たま~に 生き延びられる子もいるそうですが・・・・ウチにはいませんでした。

テンカンの子は1匹
薬を飲んでいれば 普通に過ごせていました。
でも、ウチに入り浸っていた ご近所の子なので
飼い主さんの苦労は知りません。

いずれにせよ 出来る事は全部やって、後は神だのみです。
しかし・・・この神様なかなかの ヘンプライ。
「助けて下さい」とか「直して下さい」とか「元気にして下さい」と頼むと
今まで一度も 聞き入れてもらった事がありませんでした。

今年の夏、オレ太が脱水症状に黄疸、血便に腹水で 生死の境をさまよった時
「オレ太と過ごせて幸せでした ありがとうございます」と祈ると
なんと・・・なんと・・・立ち直って 今 元気です!
体重は 2.2キロまで激減しちゃいましたが、元気に過ごしています。

神様 ご先祖様には 報恩感謝だって・・・細木なんとかさんが 以前のテレビで言ってました。

コレなら 叶えてくれるのかぁ~。

・・・で、今日も 扁桃腺で食べられない2匹のために 祈っています。
今の今まで一緒にいられた事を感謝して、看病出来る事に感謝して・・・

小鉄君も良くなるとイイな