さいとうさん家は 今 ネコ1匹だけ

イラストレーターさいとうまりの 家ネコ日報
高齢猫さん達が他界し なんと 人生で初の 猫1匹

妄想の子育

2015年05月25日 | 日記
昨日は 1日中 体が 痛くて 痛くて
寒くて 寒くて・・・なんだかヘンでした。
体温を 計ってみると 8度3分。
まるほど なっとく!

今日は 少しラクになったけど
仕事を 休むつもりで いました。
でも・・・元子ちゃん達が 気になって
仕事場へ出て来ると
オットが 台所の 生ゴミを 出す準備をしていました。
狭い 事務所の台所、2人で立つのは無理なので
自分の席で 終るのを 待っていました。

しばらくして ゴミ袋を結んで 外に出したので
さぁ~ 元子ちゃん達を・・・と 台所へ



台所のドアは 開けっ放しで
雄ネコ、中ネコが ・・・箱の中まで・・・入り込んで
1匹の子猫が 若い雄ネコの 狩りの獲物に!!

オットを 口汚くののしり
「元子に 謝れっ!」

オバサンの元で 子猫が生まれると
ささやかな 夢を見ます。
我が子に 擬人化して・・・子育てしてる夢です。
それは 一人の ごっこ遊び。
だけど 真剣な お母さんのフリ。

ダンナは イイよなぁ~
子供が出来なくても ダンナのセイには ならない。
「精子が ダメなの?」と 聞くヤツは いない。

「奥さんが 仕事止めないから?」
「奥さんが 子供を欲しがらないから?」
奥さんだけが 槍玉に挙げられて・・・

「我がまま言って 作らなかったんでしょ?」
世間・親戚・親にまで そう言われて
どれだけ 傷つきながら 笑っていたコトか。

婦人科系の 手術が決まった時
「これが 原因で 子供が授からなかったのョ」って。
今まで 私が悪いと 言ってたヤツらに
「フン、ザマァ~ミロ!」と 腹の中で 言い返してやった。

だけど 子供は 欲しかったョ。
絵本作家に なりたかったんだから 当然でしょ。
でも・・・描けなかった・・・

親戚が集まった時、姪っ子達の
生まれたばかりの子を 抱けなかった。
抱いたら 自分をセーブしている 糸が切れて
泣き出したら 止まらなかっただろうから。
そんな気持ちを オットは 知らずにいる。

久しぶりの 仕事場で生まれた 子猫
オバサンは 一人 コッソリ 妄想の世界で
お母さんを演じています。

コレが 人間の 我が子だったら
不注意なんて 許せない!
「たかが 猫1匹・・・」と
言わんばかりの オットの背中。

オバサンの妄想は、オバサンを支える 大事な柱。
はぁ~~~~~~~~ぁ

元子の子猫の中で 一番小さい子が
もうじき 逝くでしょう。
残る3匹を、何としても 育ててあげたい。
う~ん あきらめないで もう一度
小さい子に ミルクを飲ませてみましょう。

オバサン まだ 熱が 下がらないんですが
妄想の母は そんなコト 言ってられませんョね。