横田滋パパと その1
本当は早起江ママも一緒の予定だつたのだけど、お孫さんのお迎えがあるということで、今回は滋パパひとりで未明を高麗にご案内くださり。
滋パパは本当に何でもよくしっていて、一緒に居る間中、巾着田の名前の由来、彼岸花は何色あるか、球根で増えるとか、何で皮の片岸だけに群生するかとか、私たちが猫じゃらしと呼ぶ草の学名やその由来など、色んなものを目ざとく発見しては、説明してくれるのだからパパとは一緒にいてすごくたのしい。それから早起江さんのこと、お孫さんと息子さん夫婦のこと、めぐみちゃんといまの活動のことなんかもお話してくれる。それからこないだ一緒にいった川島なお美さんの舞台のこともお話した。私はすごくし合わせな気持ちで、真っ赤につづく万珠沙華のじゅうたんを見つめながらすすむ。
わたし、こんな時間本当の
お父さんともつたことがないな。
そんなこと思って、実のお父さんには少し申し訳なく思う。
私はずつと親とうまくいかなくて、ほとんどお話さえした記憶がなくて。
数年前に和解してからも、たまに家の掃除とかしてもらつているのに、
ちっともお礼ができなくて。まだ距離がうまくつかめないのと、どうして言いかわからないのと。でも実の親子だから馬いかないとか、そういう部分もあるのかもしれない。横田夫妻には素直に甘えられるのに、自分の親にはできない。でもだんだんそういうのものりこえないとね。大人なんだから。でも今日はとにかく本当にしあわせで、滋パパに感謝で。
滋パパ、本当は恵ちゃんと歩きたい気持ちを、少しは私とお花見るなかで埋め合わせてくれるんだろうか。
だといいな、私はめぐみちゃんは同じ年なのです。めぐみちゃんはマンガがすきで、欲ベルサイユのばらをまねしてかいていたって。
そんなわけでパパとママは優しくしてくれるのです。拉致が認定されるまえからビラくばりとかお手伝いしていたら覚えてくれて。
私と横田夫妻と。本当にたまたま色んな偶然がかさなせなければ会うこともなかつたのだけど、
でもこんな風に仲良くしてくれたこと、ほんとに感謝してもしたりない。人生伝悲しいことも沢山あるけど、悲しいことだけじやない。その中でこそ与えられる出会いもあって。結局出会いしか私たちを癒してはくれないよね。
そして、こんな風にしていると、絶対めぐみさん生きてるとかんじるんだよね。絶対そう思うの。そして恵さんが帰ってくるでのあいだを少し埋めあわせるためにでもなんでも、こんな時間を得られたこと本当に感謝で、同時に不思議で。
滋パパと一緒に行くと色んな人がこえをかけてくれる。私とパパとはこれからも応援してくださいという。応援しますと沢山声をかけていただいてありがたかつた。日本人てやさしいよな。沢山の人が『写真一緒にとりましょうか?」って声かけてくれて。
でもこんなに沢山の人にしられるまで、拉致家族のみなさんは、本当に人生を費やしてかつどうしてきたんだよね。
どんなに大変だったろうと思う。川岸をあるきながら川面を見ると本当にきれい。
私は今日だけはこんな澄んだ肝ちで。仕事も活動も忘れてすごしたいなあとおもう。パパにも本当にゆつくりしてほしいと思う。そんなこんなしてきたらますます広い面積で赤い彼岸花が沢山広がって。ーーーーつづきは又今度!!