読みました

本を読むのが好きです。
忘れないように感想等を書いています。
その他、ねこのひとり言…。

待合室で読書♪

2013-01-19 21:26:05 | 読書
                         

 予約があり病院へ行きました。事前に検査があり食事抜き
なのでお弁当持ち。システムが変わり受付の機械もチェンジ

(でも再度中央カウンターに行くシステムは変わらないのね)
と思いつつ向かいましたが、今回は待たされることなく検査の

紙を渡され、今度は検査窓口へカルテを置きました。
採尿、採血と順調。電子カルテになったせいかな…?

 血圧と体重を計ってから待合室の隅で朝食を頂きました。
予約より25分遅れで診察。気になる数値は気分は

医師より薬の変更を告げられました。そして次回も検査

節制を心掛けているもののやはり毎年正月あとの検査は
数値が上がりがち。散歩も一人で行ったのに・・・

今度は2か月半すぎ。気持ちを切り替え買い物して帰宅。

 今日の収穫は待合室で読んだ本がとても面白くて、周りに
人がいなければ思わず吹き出してしまいそうでした

            
         「和菓子のアン」坂本司著

 進路が決まらないまま高校を卒業した梅本杏子は、少し
太目。ある日、雨宿りで寄ったデパート地下の和菓子店、

「みつ屋」でアルバイトする事に決め、面接し採用される。
キャリアウーマンの店長、完璧な仕事をするイケメン

立花、女子大生の桜井など個性豊かな仲間に囲まれ、
様々なお客と接するうち和菓子の知識を勉強していく。

来店の客が買っていくお菓子の種類や時間などで、
どんな場所で食べられるかをほぼ推理出来る店長や

和菓子職人を目指す立花には薀蓄を、桜井には接客の
コツを教わり、日々成長する杏子はアンと呼ばれる。

 人物の設定が一人づつギャップが大きく、若い女の
子の視線で語られる今時の言葉がリアル。笑い、涙、

謎解きの他に和菓子の薀蓄もあってかなり面白く、
待合室で終わらなくて、家でもはまってしまい読み切り

ました 軽いので読みやすくお勧めですヨ
読み終わったら和菓子が食べたくなるかも・・・