Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

発見しました(土江田コレクション)

2023-08-23 23:35:07 | 古伊万里
先日、ヤフオクで16万円を超える高額で落札された土江田コレクションの憧れの品ですが
昔の「小さな蕾」を読み返していたら、2004年7月号の「JP美術クラブ入札会」に出品されていることを発見しました。
雑誌の小さなが画像をそのままデジカメで撮っていますので画質イマイチですが
間違いなく憧れの品の同手であることが判ります。
で、右下に¥95、000-~とありますが、入札会ですので、これが最低入札価格ということになります。
この品が実際にどれ位の価格で落札されたのかは不明ですが、今から19年前といえば
ワタシが初心者にもかかわらず古伊万里のHPを始めた頃で、あの頃を知っている方なら判ると思いますが
古伊万里の相場は現在よりも相当に高かったように記憶しています。(特に蛸唐草や花唐草は異様に高かった)
この「憧れの品」は盛期の伊万里で相当に上手の珍しい品ですが、この10cmそこらの小皿が
今の時代にあれだけの値段を付けたという事は、ここ数年の古伊万里をめぐる事情を考えると、エポックメーキングな出来事なのかも知れませんね。