Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

田麦俣へ行く(多層民家)

2022-05-22 19:42:42 | 日記
今日はウチから50数キロ離れた、鶴岡市の田麦俣(旧東田川郡朝日村)地区へ行って来ました
ここは山深い場所ですが、江戸時代には湯殿山信仰の宿場として栄えた場所で、多層民家が現存していることでも知られています。
まずは国道112号線をまっすぐ行き、標識が見えたら左へ入っていきます
右に見えるのが112号線です。
こんな感じの細い山道を曲がりながら下って行きます

田麦川にかかる小さな橋を渡ると、多層民家が見えて来ます

まず見えてくるのは「民宿かやぶき屋」
古民家を改装して民宿を営んでおられますが、隣にある県指定の有形文化財
「旧遠藤家住宅」の内部を見る場合は、こちらを訪ねます。
(今回は時間がなかったので、中は見ていません)


そしてその奥にあるのが、県指定の有形文化財「旧遠藤家住宅」です

スケール感が伝わりませんが、結構な高さがあります
駐車場の案内板

向井潤吉の絵から抜け出したように水車小屋もあります

このあたりは六十里越街道でした

藤沢周平の作品ゆかりの地でもあるようです

多層民家というのは田麦俣地区独特の建築様式のようで、内部が四層になっています
平地が少ないのと、豪雪地帯であることからこういった建築様式になったようです。
昔はこういった建物が何軒もあったようですが、鶴岡市の致道博物館にはここから移築された「旧渋谷家住宅」があり、国の重要文化財になっています。
近々、致道博物館の「旧渋谷家住宅」を紹介できると思います
(中学生時代に見て以来ですが・・・)



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒田の人さんへ (遅生)
2022-05-23 06:17:46
このような建物が保存され、なお現役なのですね。すばらしいです。

合掌造り集落は、岐阜県白川村や富山県五箇山が有名ですが、田麦俣の建物はそれらより洗練された感じがします。
内部を見てみたいですね。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2022-05-23 09:44:36
どっしりとした大きな家ですね(^_^)
この辺は平地が多いのと豪雪地帯でもないからか、このようにどっしりとした大きな作りの家はないですね。
その土地の地形、気象条件に合わせて建築様式も異なるのですね。

そうそう、我が家の近くの農家の旧家に、玄関脇ではないですが、門のすぐ脇に郵便ポストが置かれているところがあります(^-^*)
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遅生さんへ (酒田の人)
2022-05-23 20:38:22
この手の古民家を維持するのはただごとではないようです
山深い場所ですが、比較的行きやすい場所にはあります
(鶴岡駅前からバスも出ているようです)

白川郷や五箇山は有名ですが、建築様式のユニークさではひけを取らないようです
致道博物館の建物で内部を紹介できればと思います。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2022-05-23 20:42:30
こういった建物は環境に合わせて生み出されたんでしょうね~
全国的に有名な観光地ではなく、ただの山間の村だったので
白川郷のように数が残らなかったんでしょうか。

郵便ポスト、昔ながらの丸いヤツだとレトロかな~、と思いましたが
あれは取り出し口が下にあるので、豪雪地帯には向かないことに気付きました。
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