今日の酒田は最高気温が25℃を超えるとかで、11月とは思えない陽気になりそうですが、確実に冬は近づいているのかも知れません
今回は先日紹介した湯田川温泉に行ったついでに寄ってた「本田のケヤキ」と「中清水のスギ」を紹介します。
この二本は樹木はいずれも鶴岡市の天然記念物に指定されていますが、どれくらい知られているのかは判りません
まずは鶴岡市の西工業団地の近くにある「本田(ほんでん)のケヤキ」です
案内板がありました
書いてあるように、一本の太い幹から四方へ冠状に枝を伸ばしているケヤキは珍しいように思われます
根周りが6.4mもありますので、さすがに存在感があります
画像はイマイチですが少し離れた場所からの全体像です
続いては「中清水のスギ」です
離れた場所からの画像になっていますが、この「中清水のスギ」は個人宅の所有でありまして
神社の鳥居と社殿が見えますが、こちらも個人の氏神さまだとか。
樹齢は推定で300年以上、幹回りは6mほどあるようです
話によると、数十年前にこのスギに落雷があり、上の部分が失われた結果、現在の姿になったようです(それでも高さは28mくらいある)
以前に紹介した熊野神社の大スギ(国の天然記念物)も、落雷で燃えたという歴史があったことを思うと
周囲よりひときわ高い樹木は落雷のリスクが高いことを再認識する次第です。
中清水のスギというのは、個人所有なのですか。
両者は、それぞれ、いろんな点で珍しいですね(^_^)
こういったバランスよく枝を広げたケヤキはなかったように思います
意外な盲点だったようですね。
樹木の天然記念物のリストをネットで探すと、確かに神社や国有林に生えているものが多いんですが
よく見ていくと個人宅にある巨木も珍しくはないようです
とは言え、維持管理するのも個人ということになりますので
それはそれで大変そうですよね。
おそらく、いろんな謂れや言い伝えがあったりするのでしょう。時には民話の中に出てきそうですね。
こういった里に残された巨木はなにがしかの言い伝えがありそうですよね~。
そいういった意味では、深山にある巨木よりも興味深いことは確かだと思います
郷土史の研究の題材になりそうな気もします。