先月の雪以来、東京は寒さがきつい。
その時の雪のかたまりがまだ残っている中で
小さな春を発見❤
お店が入っているビルの隣が角地になる。
そこにひっそりと顔を出しているではないか!
おもわず写真を♪
ここは東京・東中野
新宿駅から歩いて30分の場所。
なんだか嬉しくなるな~。
先月の雪以来、東京は寒さがきつい。
その時の雪のかたまりがまだ残っている中で
小さな春を発見❤
お店が入っているビルの隣が角地になる。
そこにひっそりと顔を出しているではないか!
おもわず写真を♪
ここは東京・東中野
新宿駅から歩いて30分の場所。
なんだか嬉しくなるな~。
9月19日定休日を使って行ってきた。
車に乗って行った先は埼玉県日高市高麗
たどり着くのに平日にもかかわらず
大大渋滞
やっと着いた。でも時間は十分ある。
車はお豆腐屋さんの駐車場に止めて歩き出す。
お豆腐屋さんの角を曲がるとすぐにこんな感じ
これで喜んでいたら・・・こんなもんじゃなかった。
右手に目的地がある。
すごい彼岸花
何処までもどこまでも
私が撮ってもこんな写真が撮れる。
想像を遥かに超える広さに、彼岸花がまさに真っ盛り。
彼岸花の天国
この街からお豆腐は届いている。
お豆腐屋のおかあさんいわく
「今日は最高。お天気も良いし良かったわよ。来週はだいぶ枯れるわね。おまけに明日は天皇・皇后両殿下がプライベート来るから、交通規制もあるし、偉い事だったわよ」
お豆腐を見る度に、私はこの彼岸花を思い出す。
下記の内容はお客様に送信した最新内容です。
こんにちは
ひがし中野しもみやのみどりです。
義援金報告163,955円(10月30日現在)
私の作った新聞やこのメールで度々お知らせしてきました
浸水被害にあった常総市の酒蔵・野村醸造さんの最新の状況をお知らせします。
9月10日鬼怒川決壊により
もっとも被害が大きかったのが野村醸造さんでした。
男性の胸の高さまで泥水は入りました。
地元の酒蔵さん達の助けや
大勢の中学生達による泥で汚れた蔵の掃除
そして私の新聞を見て
行動に出たお客様もあります。
私も何とかしなくてはいけないと思い
こうして皆様にカンパの呼びかけや自分自信に出来る事を問いかけてきました。
それは私だけではなく
誰もが考えて自分に出来ることを自問自答したはずです。
大きな力になる事もあります。
もっとも新しい情報です。
蔵は信じられないスピードで麹室が完成したそうです。
※麹室はお酒造りの初期段階で使用するとっても大切名場所です。
※地元で応援に駆けつけていた酒蔵さんからの情報です。
大工さんが全面的に協力してくれたそうです。
杜氏さんも蔵に入っております。
杜氏さんの寝床を作ればOKと・・・・・きっと今頃は完成しているでしょう。
これで昨年に続き
今年もお酒造りができます!!!!!
大きな借金も背負ったはずです。
でも仕事が続けて出来る事は誰も共通して願うところですね。
今度の休みは予定が入っていますが
来週は駆けつけたいと思っています。
現在まで集まった義援金のご報告です。
163,955円(10月30日現在)
ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
私の作りました新聞をお店のブログにも掲載しています。
読んで頂けると幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/sake-shimomiya/e/5abe39d5d25d6453b8ef4f901769816a
三井住友銀行
中野坂上支店
普通 4257654
シモミヤ リュウジ
下記の内容は9月14日定休日を使って応援に行った内容を主人に代わり書き、お客様にニュースレターとして再度詳細にお知らせした内容です。
普段取りに昼過ぎに起きた私、下宮はテレビを見入っています。何を熱心に見ているのかなとテレビの方を見ると、私の目に飛び込んできたのは土手が決壊し茶色く濁った水が家々を飲み込んでいる風景でした。
9月10日(木曜)
台風十八号は秋雨前線と一緒になり信じられない水量を一度に降らせ、許容範囲を超えた鬼怒川は決壊しました。雨台風とは言われていましたが、想像を超え未曾有の被害へ。時間を追うごとに水の流れは勢いを増し、家々の白い壁は消え屋根だけが映し出されています。「常総市」という地名が繰り返し繰り返しアナウンスされ、下宮がすぐに反応しました。
2011年の震災で栃木県茨城県も大きな被害を受けました。私達は翌年車で約10軒の被災蔵へ皆様からお預かりしていました義援金を直接届けて参りました。実はその中に今回被害を受けた蔵が数件入っていたのです。
その中で野村醸造はもっとも大きな被害を受けた事が後になってわかりました。
下宮が
「一人娘(商品名)も野村さんの所に近いよ!」
両方とも震災の時義援金を届けに行った蔵ではありませんか。私も一緒に行きましたよ。何でこういうことになるんだろう・・・。
次の日から情報は酒屋さんから酒蔵さんから入ってきました。
栃木県小山市にある銘酒「鳳凰美田」も水が30センチ入ってきて引渡し2週間の新品の麹室がやられてしまいました。
たかが30センチと思いますよね。
ここで麹室という表現が出て来ます。日本酒の原料は「米」「米麹」基本このふたつです。米はわかりますね。では米麹って何?米を蒸し上げて麹菌を振りかけてつきっきりで管理し、温度や湿度が上がりすぎないように面倒をみます。温度が上がりすぎたら菌が死んでしまいますから、かき混ぜて温度を下げてあげる。湿度もそのひとつです。
ここで丸二日かけて「米麹」という日本酒にとって大事な原料が麹室で出来上がります。
この新品の麹室が今回浸水した訳です。 日本酒造りの最初の工程で使用する麹室。水が入ってしまいましたので数日時間をかけて乾燥させる必要が出て来た訳です。
心配なのはやはり常総市の酒蔵・野村醸造。下宮は14日(月曜)
全ての予定を変更してこの常総市へ向かいました。車は少し混んではいましたがスムーズに常総市内へ入りました。殆どの家々は床下床上浸水した跡が見られ、全家庭で掃除の真っ最中でした。蔵の方へ近づくと浸水の深さはだんだんと深刻になっていくのが家々の壁を見ているとわかりました。蔵に着くと社長と奥様が一階の入り口奥にいました。社長に手伝いに来ましたと告げるとすぐに駆け寄ってきてくれました。
私達は震災以降お付き合いしている関係でした。
微々たる応援かもしれませんが、この蔵では日本酒はもちろん、地元の物を商品化し販売しています。その中で「どんと焼き」というそれはそれは美味しいおかきがあり震災の翌年からお中元にお歳暮に使ってきました。どうせお世話になった人に何かを送ろうと思うのなら自分が食べて美味しいーと思った物を使おう思ったからです。
蔵には他の酒蔵からも応援が来て泥に汚れた機材を外に運び出している所でした。様々な機械が水に浸かり修理しないと前へ進みません。大きな大きなお釜もゴロンと横になっていました。水の力です!
蔵はテレビで映し出された所より上流にありました。そこには長い長い年月をかけて自然の堤防が出来ていました。ところがその一部を削りソーラーパネル設置したいと申し出がありました。近所の人達がもしもの事を心配していましたが許可は下りて、一部を削りソーラーパネルは設置されました。
この時の不安は的中する事となりました。水は削り取られた堤防部分から一気に流れ込み、削り取られた幅が狭かった事で勢いを増し、酒蔵の壁に、もろぶつかって壊しました(写真1)。その水は大人の男性の胸のあたりまで来ました(写真2)。家族が無事だったことは幸いしました。
しかし、同じ常総市にあって車で5分の「一人娘」の蔵は浸水10センチで済みました。両方の蔵の土地の高さはそんなに変わらないそうですが、堤防の削られた部分の幅が狭かった事で水は勢いをつけ、運悪く近くにあった野村醸造と少し離れた所にあって水の勢いが弱かった事で幸いしたのが「一人娘」の蔵でした。
蔵人の方もその日、蔵の裏手に止めてあった車が水没し使い物にならなくなったと話してくれたそうです。奥の方にはまだ泥水が残っていましたが、社長いわくまだ水道が使えないので乾燥した泥は風に舞い上がり周辺を汚していくそうです。その為水を残しているんだと説明してくれたそうです。
現在(9月23日)ボランティアはかなり来ているそうですが、住宅の方が優先されて、こうした酒蔵等は後回しになっているのが現実。復興するにも人手が足りないそうです。そして想像を超える所まで泥は入り込んでいて人も時間も足りないのが現実で深刻な状況となっています。
この状態は震災の時も全く同じでした。全壊した酒蔵、半壊した酒蔵がありましたが、知っている大工さんでさえ手伝いたくても住宅復興を優先させられました。蔵の復興はまさに大工さん待ちの状態となったのです。そしてあの時の同じ状況になるのかもしれません。
震災で屋根が瓦が壊れた野村醸造。私達が義援金を届けたあの日、軽い瓦に一部変えて直したんだと指さしをしながら、おばあちゃんが教えてくれました。そしてうちの婿さんは本当に頑張屋さんなんですよ。感謝しています。あの言葉を思い出されました。
川のそばにあった蔵とそこから車で5分離れた蔵、ほんの少し離れた位置関係で被害大きく変わり深刻なものになりました。
彼らは小さな存在の蔵かもしれません。でも彼らが作ったお酒で私達は人生の節目節目で知らぬうちにお世話になっていたかもしれません。就職が決まった時、仕事がひとつ成功し目標を達成した時、結婚が決まった時、大切な人との再会を喜びあった時、心の距離を縮めてくれたのがそのお酒だったかもしてません。
そのお酒があった事で気持ちがほぐれて穏やかな気持ちになり、会話が弾み、心と心の距離を縮まって今があるのかもしれません。
そう思うとあの時貴方にとってそのお酒がもしなかったら、貴方の今の人生は大きく変わっていたのかもしれませんね。
貴方に人生の素晴らしさを教えてくれたあのお酒かもしれません。
銘柄なんて記憶にこそないかもしれません。お酒は脇役で静かな存在だったりする事の方が多いでしょう。でもなくてなならない存在です。
もし何処かで貴方を支えてくれたあの時のお酒だとしたら、大切な人と酌み交わしたお酒だとしたら?さあー貴方は今回どんな風に行動しますか?
今酒蔵は、貴方の力を必要としています。自分に何が出来るかしっかり考えてほしいと願っています。
私は、見て見ぬふりは出来ません。自分に出来ることを考え、まずはこうして詳細をお伝えしました。次は貴方自身が考えて行動してください。
※28日(月曜)休みを利用して続けて野村醸造を訪問する予定です。野村社長は最後にこう話したそうです。
「下宮さん新聞を書いているのなら、この事を詳細に書いて伝えてほしいのです」と。
台風18号浸水被害まとめ
栃木県小山市 ・鳳凰美田の酒蔵 浸水30cm麹室被害
茨城県常総市 ・一人娘の蔵 浸水被害10cm
〃 ・野村醸造 浸水被害120cm被害は深刻
宮城県川崎町 ・伯楽星の酒蔵 精米機が多少水に浸かる
振込先
三井住友銀行
中野坂上支店
普通 4257654
シモミヤ リュウジ
写真①勢いを増した水が壁を壊す恐ろしさ
写真②水は胸のあたりまで家も蔵も全て
下記の内容は9月14日定休日を使って応援に行った内容を主人に代わり書き、お客様に送信した内容です。
ひがし中野しもみやです。
こんばんは、和酒バーしもみやの下宮です。
遅い時間になって外は冷たい雨に変わりました。
日付も変わりました。
9月25日早いですね。もう9月も残り少なくなりました。
写真はここ東中野の彼岸花です。
ガード下の駐車場にひっそり咲いています。
今年はちゃんとお彼岸に咲いてくれました。
和酒バーしもみや ご予約03-3363-7878まで
こんばんは
和酒バーしもみやの下宮です。
東京は一日しのぎやすい日となりました。
連日の猛暑に人も動物もぐったりでしたね。
今夜は仕事の合間にレンタカーの予約をしました。
8月1~2日仙台へ行って来ます。
宮城の酒蔵さん3軒や酒米農家さん1軒、酒屋さん1軒に
渋谷で長いこと一緒に仕事をしていた仲間が古里石巻へ帰り飲食店をやっていました。
その彼の店も津波で流されたそうです。
そこへも足を運んでくるつもりです。
現地ではレンタカーであちこち移動
予約OKかどうか結果は日にち変わって今日分かるはずです。
こんばんは
和酒バーの下宮です。
お久しぶりです。
これからお話する内容はお店のFacebookにも掲載した内容です。どうしてこのお店を開店したのか、改めて基本に気づかされた出来事でした。これからそんなお話が出来たらなと思っています。
興味のある方は読んで下さい。
遅い時間に40代でしょうか男性がひとりで見えました。
目の前の冷蔵庫に広がる沢山の日本酒の銘柄に感動
知らない蔵の多いと独り言
聞けば
串焼きのお店の経営している方
日本酒ファンの常連さんがついているが、1軒の酒販店さんからのみ年間色々購入するものの、自分も最近飽きてきている。
きっとお客様も飽きてきているのではと気づいたそうです。
そんな時数年前に訪ねたこの店の事を思い出し来店。
そんな事ならいつでも相談にのりましょう。
酒販店さんも紹介しました。
いつでもいつでもどうぞ
だって日本酒が1本でも多く売れることが私達ふたりの希望ですから
その為にこの和酒バーしもみやは開店しましたもの。
これからも宜しくお願いします。
2013年
あけましておめでとうございます。
和酒バーしもみやの下宮です。
昨年は本当に可愛がって頂きましてありがとうございました。心から感謝申し上げます。
お忙しい中
また足元の悪い中
わざわざ
ここ東中野で途中下車して下さった気持ちを嬉しく感じておりました。
今年は10年目に入ります。
「東中野に何で?こんな店を」
こんな声が地元の方々がら繰り返し聞かされた言葉でした。
何のつても支えもない私
ただ日本酒の本当の美味しさを知って頂くには
妥協しない本物の酒と
妥協しない料理が欠かせなかったのです。
「しもみやは高い」
そうかもしれません。でもある意味、そうではないかもしれません。
毎月出て行くお金を抑え
その分良い食材を仕入れている。
築地でお付き合いしている魚屋さんをはじめ、
全てすごいお店をお得意さんにしている所ばかりです。
自慢ではありませんが、
やはり同じ物を仕入れるには、
結果質の高いものが
足を運んで下さった方の口に入って理屈なしでわかるところだと信じています。
安くて良いものは絶対ありません!
美味しい日本酒に
やはり美味しい料理は欠かせません。
それを念頭に精進して参ります。
今年もどうぞ宜しくお願いします。