日本酒の専門店です

私は大学で発酵の勉強をしました。ここでは私達の身の回りを取り囲む、日本酒をはじめとする発酵食品を楽しくご紹介したいと思います。

評判!トマト丸ごと冷製サラダ・梅肉入り

2006年07月27日 19時07分45秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
評判の良かった料理は何だろうと今月を振り返ってみた。

「トマト丸ごとを梅肉入りだし汁に浸したサラダ」だった。

作る先から、注文が入り全て完売する日が多い。

思えばひょんな事から、生まれた新メニューだった。

よく、トマトの「おでん」が紹介されるがそれを夏用に冷たくしたらどうなるんだろうと。

最初試食の時、梅は入っていなかった。

店にやって来た、家内に試食してもらった。

一口食べて、「梅をたした方が良いのでは…」と実際に1コまた1コと入れた。

トマトの酸味と梅の酸味がとっても良い具合にあっていて夏にはピッタリの風味に出来上がった。

暑い夏には、大ヒットのサラダになった。

幻の黒糖焼酎『長雲長期熟成』

2006年07月18日 00時43分30秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
今年の3月、幻の焼酎『嶺義』に変わって紹介されたのがこの『長雲長期熟成』。
もちろん、すぐに完売。
仕入れた酒屋によると都内でも限定した酒屋にそれも不定期に入ってくる為、次回が何時とは言えないらしい。
まさに幻の酒となってしまった。
それから今日までありとあらゆる酒屋に聞いてみたが全然入荷なし!
久しぶりに出かけたある酒屋で、ひょんな事から帰り際なにげなく聞いてみた。
「おたく、長雲長期熟成ってあるの?」「ハイ!ありますよ」
再び登場した、幻の1本!
まずは出会うことのない黒糖焼酎だと思って間違いないでしょう。

紹介します。
秘蔵黒糖焼酎・長雲長期熟成(鹿児島県奄美大島)
原料=黒糖
アルコール度数=30度
呑み方=ロックが一番又は水割り
味わい=まったりして喉をなでるように通っていく感じが優しくてトゲがない。
    味と香りの余韻が長く続くのも特徴。

大変貴重な黒糖焼酎が、今お店に1本だけあります。


大好評!!!! “そら豆の天ぷら“誕生話。

2006年07月08日 07時09分32秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
すみません、久しぶりに書いています!

先月は季節的に、そら豆が登場。
私のお店でも、当然『そら豆の塩ゆで』が例年通り登場しました。

今日は、そら豆の天ぷらが誕生した訳を話しましょう。

季節的にそら豆は、絶対はずせない素材。
当然私の店でも、『そら豆の塩ゆで』が登場。
しかし、困ったことが毎年発生!
それは、そら豆の外皮が売れ残ればその分色があせることでした。

仕入れた初日は当然青々としたきれいな状態ですが、一日経っただけでもう~変色が始まります。

どうにか出来ないものだろうかと思案、中々いい答えは出てきません。

それはお通しの揚げ物を作っていた時でした。

その時何気なく、鍋に油を入れて火をつけていたんです。

ついでに揚げてみようかなって、私は勝手にそら豆の皮をむき始めていました。

揚げたてを常連さんにちょっと出してみたんです…そしたらすごい反応!

あれよあれよという間に、いつしかメニュー表に載っていたんです。

その日から、つい先週まで…そう~最後の最後まで『そら豆の天ぷら』はロングラン。

本当に惜しまれつつ、季節が終わってしまったためメニューから姿を消えました。

今日も、「そら豆の天ぷらはないの?」って聞かれました。

残念ながら、今月7月から新しい揚げ物になりました。

一度食べてみたい方は、来年までお待ち下さい。