たまに「おから」を食べたくなる時があります。
スーパーのお惣菜のおからはパックが小さいので、
自分で作ります。
実家の父が料理好きで、よく鉄鍋で作っていました。
ある時「おから」を煮ていて、どうも味がイマイチで、、
醤油を足していましたが、なんかしっくりしなく、
父と何が足りないのだろう?っと、、、
傍にいた痴呆症の母が「塩」っと言いました。
塩を入れたら、しっくり味がおさまりました。
あの時の母はには驚きました。
良い塩梅とはよく言ったものです。
今日は「おから」を作ってみました。
おから一袋の半分を使い、あとの半分は冷凍しました。
実家の「おから」は、牛蒡、人参、油揚げ、椎茸、ネギ、桜エビを入れました。
お弁当の卵焼きにも、桜エビとネギが入っていました。
それに赤いウィンナーをタコの形にして。
隣の席のタカオちゃんのお弁当には魚肉ソーセージを割切りにして、
油で炒めたのをお弁当一面にのせていました。
それが毎日でした。
私はそれが美味しそうで、、、勇気を出してタカオちゃんに言いました。
「少しちょうだい」
タカオちゃんは「卵焼きちょうだい」っと言いました。
タカオちゃんも、私の卵焼きが食べたかったのだと思いました。
お弁当の思い出です。