古い家の時は、廊下も長く、障子が12枚あり、毎年の障子の張替えは大変でした。
このノリ、ハケ要らずで、便利でした。
美濃判の障子紙を、各部屋の障子のサイズに切っておいて、座布団を乗せて、巻きくせを取ります。
次の日は、朝から障子を外して外に出して、タワシで洗います。
12枚洗い終わると、最初に洗った障子が乾いてくるので、乾いた順からから貼っていきます。
ノリの加減も薄くても濃くてもダメで難しかったですね、
夕方3時頃になると、太陽も影って、目も疲れて時間との戦いでした。
いざ貼り終えて、敷居に収めると入らず、無理して入れると、障子の桟が歪んで、せっかく貼った障子紙までが歪んでしまい、貼り直しをしました。
今日は、障子紙を貼りました。
一枚貼りの障子紙ですので、簡単でした。
このノリ、ハケ要らずで、便利でした。
先っぽの溝を障子の桟に入れて、押していけば、ノリが桟の真ん中に出て、ハケを使うより、時間短縮できました。
最後は、主人が敷居に収めてくれ、
部屋が明るくなりました。