歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

オハナの中の夢草さん

2010年09月28日 | 遊興 -pleasure-
ものすごい雷雨。秋雨前線の影響と云う。

今年の気象はどうも、極端に過ぎる。

雨降らず、暑すぎた八月。
雨が降り、寒すぎる九月。

いちいちが、「○○すぎる」。

このぶんじゃ、この冬は、、、




ほっこりすることも、あります。

このまえの日曜日。



三軒茶屋のギャラリーカフェ、「OHANA」に行って来ました。

知人の作家さんが展示をやっていると、
とても素敵なお葉書を頂いたので。



あー、やっぱり、
素敵。


やさしい色とりどりの花に みちあふれていました。






今年の五月の、ゴールデンウィークのことでした。

  その時の日記は、、>>こちら
  (GWのことだけど、丸一ヶ月後に書いていますね;)


葉山の芸術祭に訪れた時に出逢った、作家さん。

「砂田夢草(ゆめくさ)」さんと云う方です。



五月の葉山で出逢ったのは、

「草の精霊」でした。



土鈴。
土で出来た鈴です。
ごろごろと、振ると、大地をくすぐる音がします。


ひと目惚れして、しかし金も無い、
さんざ悩んだ末、ひとつだけ(神様だとすると、一柱、かな?)



連れ帰って来ました。




今は、
マイルームの枕元の「森」の中に、ちょこんとまぎれ込んで、

変わらず、

やわらかく



微笑んで居てくれています。




砂田さん、
この展示をするに当たって、ネットで自分の名前を検索してみたら、

この「歌庭」に行き着いて、
「あら*」と、憶い出し。

お葉書を送ってみよう。と、思ってくれたんだそうな。


それが、
前の高円寺の職場に届いて、

高円寺の上司から回遊して、
自分のもとに届いて。






今回、例の土鈴の精霊は来ていなかったけど、

もうひとつ、とても気になっていた:



ひょうたんのオキアガリコボシ。

赤ちゃんのための、ガラガラです。

これまた振ると、かわいらしい、なんだか懐かしい、鈴の音が響きます。



葉山の時の。↑



「ああ、これは、」と、
ピンと来て、

ひとつ、買いました。






砂田さんと、
密教を研究しているという(興味深い!)近所のお友達に混じって、
しばし歓談。

それから、
葉山でお邪魔した キサラさんという、これまた面白楽しい方も合流して、

ひとしきり、おしゃべりしました。


北鎌倉の山間に、植物にがっつり囲まれた庵に住んでいるという、
砂田さん。

北鎌倉に居を構えて、20年、いや、30年だったか、
庵は、山の植物でもう、ボーボーで。
、、なんて聞くと、
元森番ソウルがウルトラ・ウズウズ、、、

しかも そのお家の棚には、例の「精霊」たちも、
いっぱい居るそうです。

ときめきすぎて悶死しそうな。

ちなみに、独学で焼いているので、「夢草焼」なんて言っているそうです。


いつか遊びに行きたい。

北鎌倉。






そうこうしているうちに、

夜は すっかり更けて、
雨も ちらほら、降り出していました。






砂田さんの「OHANA」での展示、

なんと明日=29日(水曜)まで!



ギリギリで申し訳ないですけれど、
夜23時(!)くらいまでやってるはず。

最終日は、「根っこ」という方のライブ(投げ銭制)もあるそうです。
19:30から。


気になる方は、ぜひ行ってみてね*





砂田さんのお花たちが 空間にしっくり馴染んでて、
あふれていて。

むしろ、
普段のカフェがどういう状況なのかが、わかりません。


 from earth cafe:「OHANA(オハナ)」のHP>> http://www.cafe-ohana.com/


ちなみに、
「OHANA」というのは、まあ「オハナ」なんですけど、
「お花」ではなくて、
「家」とかいう意味の、ハワイの言葉だそうです。


ハワイか。


今年は、なんでだか、
ハワイとか鎌倉に、妙にご縁があるみたいだなあ。、、と、、

、ふと。


そういえば、
ハワイには、今、友人が留学中なのです。猛勉強してるみたいです。
居るうちに遊びに行きたいなー・・・と思ってるけど。

とりあえず鎌倉は、必ずや行くだろうな。近い未来に。


行きたいところが、積もり積もって、
じりじり、順番待ちです。






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