秋桜(コスモス)。
そんな季節です。
これは、先週の。
京都は嵐山電鉄沿いに、道に迷って歩いていたときに出会った風景。
方向音痴も、損するばかりじゃなくて。想定外の風景に出会えます。
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京都で見た花たちを、ちょこちょこ。
ヒガンバナ/曼珠沙華(マンジュシャゲ)と、猫じゃらし。
前持ってた山口百恵のベストに、曼珠沙華(マンジューシャカ)って曲があって、サビかどこかで「マンジューシャカ、、。」て歌うとこがあって。そこしか思い出せません。かのCDはとっくに売り払って手元に無いし、iTunesに入れてたデータも消滅してしまった今、にわかに聴きたくなっても、もう聴けない。「やってられないわ(ぁ)。」ってフレーズのある歌が、なんか好きでした。たしか、「絶体絶命」だったか。
データのバックアップはお早めに。
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ついでに、最近の花風景を。
花水木(ハナミズキ)の実。
太秦(うずまさ)の聖徳太子がまつられてるなんとかかんとかって寺で見ました。
道に迷った果てに行き着いた、初・太秦。
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ランタナ/七変化
今年もまた、お手入れさせていただいてるお庭で、香りいっぱいに咲き誇っていました。
百日紅(サルスベリ)
今年もまた、駐車場のアスファルトの隅っこの隙間に、実生(みしょう)で。無事生えて、無事咲いてました。
青花藤袴(フジバカマ)
今年もまた、夏の終わりから、事務所の庭にちらほらと溢れ始めました。
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葛(クズ)
藤の花に似ています。
行き帰りに通る謎の森から威勢良くはみ出して、甘い香りを漂わせています。
野太い蔓は、細工にも使われるほど頑丈。
先の台風の時に、いつも通る道にぶらんと垂れてて、奴は自転車で潜りぬけようとした私の首を締めたのです。あやうく殺されかけました。
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紫式部(ムラサキシキブ)
ほんと、昔こんなガムあったよなーと思い出します。
屁糞葛(ヘクソカズラ)
可愛いのに酷いネーミング大賞。
千日紅(センニチコウ)
今年、いろんなところで使って、植えて、事務所の庭にも植えました。長く可愛く咲いています。
草花火(クサハナビ)/タリナム
多肉系。ちいさくて繊細な花。
番外編:今年見た花火。
味の素スタジアムから打上ってたやつ。確かエーベックスのフェスみたいなやつの。
味スタの隣の公園に、花火だけ目当ての人々が沢山集まっていました。
ついでに番外編。前に載せたっけか。
タヌキ。
行き帰りの道すがらの公園あたりで、けっこう出会います。年に3、4回出会してます。
風船葛(フウセンカズラ)
夏じゅう、小学校のグリーンカーテンになっていたけど、あっという間にくたびれてきました。
クレオメ/西洋風蝶草
行き帰りに通る、石積みの気になる庭で、ひょいひょいと立ち上がって、染めています。美しいです。
更級升麻(サラシナショウマ)
野川公園の自然観察園で。パッとした白いブラシ。この奇想な野趣に、ぐっと来ます。
臭木(クサギ)の実
衝撃の美。星形の紅色の萼と、コバルトブルーの実。この奇想な野趣に、愕然とします。
釣船草(ツリフネソウ)
野川公園の自然観察園で。水のほとりに。
犬蓼(イヌタデ)
たぶんイヌタデ。。。ちょっと自信ない。凄く好きな、雑草扱いされてしまう、この季節の野草。
エゴノキの実
花ともども、梢いっぱいにぶらさがる、かわいらしさ。大好きです。
秋海棠(シュウカイドウ)
イージーなピンク過ぎて、あんまり好きじゃない。珍しく「好きじゃない」とはっきり言える花です。
水引(ミズヒキ)
嵐山から、桂川の上流へとゆく小さな遊歩道で。
繊細。
ハゼラン、そして彼岸花(ヒガンバナ)
ハゼランの風に揺られる様は、大好きです。繊細で。
栗(クリ)
今年の梅雨前に作った庭に久しぶりに行ったら、散らばっていました。隣のクリ畑から。
萩(ハギ)
京都の苔寺に入る手前で。わさわさと花茂っている様は、繊細ながら豪勢で。しかし、花ひとつひとつがほんとに繊細すぎて、写真に捉え難い。
稲。田んぼ。
京都で見た、秋の色。
薄(ススキ)。もうすぐ咲く、手前の穂。
山茶花(サザンカ)。
鹿児島のおばあちゃんが、その名を冠した短歌雑誌に投稿していたのを思い出します。
5・7・5・7・7のお決まりのルールを結構大胆にぶち破っていたおばあちゃんの歌が、真面目くさった叩き込み記憶系勉学ボーイだった自分にとってけっこう衝撃だったのを、思い出します。
紅葉(モミジ)
苔寺に入る手前で。少しずつ、色めいて。
モミジ。東京の八王子で。
ひとつだけ、もうしっかり紅くなっていた。
以上、
在庫一掃蔵出しセール的:花便りでした。
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