久々にバドミントンの練習に行ったのにシューズを忘れてしまい、裸足で参加してしまった無謀なスタッフ吉野です。
自業自得とは言え、真っ黒になった足の裏を見てショックを受けてしまいました
今回は、先日ご来館いただいたご家族、パパとママと5歳(?)のやえちゃんのおはなしです。
ワクワクした瞳をきょろきょろさせながら階段を上がって来られたのですが、開口一番、「ここが何をしているところか、わからずに来たんです」
噂を聞いたわけでもなく、紹介されたわけでもなく、さをり織りを見たこともない。
雑誌にさをりの森の写真があり、それをご覧になったやえちゃんが「チリとチリリみたい」と、いたく気に入ってくれたんだそうです。
私は「チリとチリリ」を初めて聞いたのですが、シリーズで出版されている絵本なんですって。その中の『チリとチリリのまちのおはなし』にきれいな糸で手織のマフラーを織ってもらうシーンがあるそうなのです。
さをりの森の写真にはきれいな糸と織機らしいものが写っている。それらしい事も書いてある。
じゃあ、見に行ってみようか。ってことになり、絵本に導かれてのご来館とあいなりました。お気軽クラスのご説明をすると臨時家族会議が開かれ、やえちゃんのマフラーを織ることになったのです
ちなみに。
お客様カードにも、どこで知ったか?の欄に「チリとチリりのまちのおはなし」と書かれてありました。私の知る限りでは初めてのケースです
実際に織るのはパパ。やえちゃんとママは糸や羊毛を選んでパパの所へ運びます。それをパパが「ぱったぽん、ぱったぽん」と絵本のように織り込んでいくんです。
本当に楽しそうに、嬉しそうに過ごされる様子を拝見していると私もとっても嬉しくなって、その絵本がどうしても読みたくなったと他のスタッフにも話をしたのです
すると。
その本を森で読めるようにと入手してくれましたありがとうございます
さっそく読んでみましたが、やさしいタッチのイラスト、色遣い。
きれいな糸、機織り、できあがったマフラー。。。
さをりの森にぴったりの絵本です。暖炉の所に置いていますので、是非、読んでみて下さいね。
やえちゃんのマフラーは羊毛をたっぷり織り込んだ、とても可愛いものができあがり、嬉しそうに首に巻いて帰られました
が、写真を撮りそびれてしまった私をどうかおゆるし下さいませ。。。