望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

棚田へ旅心 上勝町

2012-01-24 19:18:22 | ささやき
国の重要文化的景観に選定された上勝町樫原の棚田へ旅心

冬の山間は日差しが遠く 山陰が棚田にかかって 寒々とした枯れ田

山生活の厳しさを物語っていた

山を開墾して棚田を開いた人々の苦難が忍ばれてくる

人間 力のない民衆が武力による権威にひざまずく人間支配構造

人間の愚さに憤慨きまわりない


「棚田に風が吹く」

人間のあさはか あさましき時代

人間の人間支配による悲しみ

力なき民 民衆の怨念の風 今 平成の時節を吹き抜けていく

今を生きている我々の使命

人間の人間支配に終止符を打った勝利の風

百年先の棚田に吹かさねばならない