相変わらずの風邪っ引き、クーラーを使わないで暑さを凌いで過ごす生活を何十年もやって来たのに、このテイタラク、二人でゴホン、エヘンと・・もう2週間になると言うのに風邪が抜けないので困っている。一度医者に診断して貰おうと、今度は妻を誘わず、近所の診療所へ行くと決めた金曜日、風邪で医者に掛るなんて何十年も前になるか・・何十年も前に一度来た証拠?の診察券を探して、11時頃診療所の受付へ、古い診察券と後期高齢者保険証を提出「初診なんですが」「どう?しましたか・・」「咳が止まらないので・・」「あ~そう、こちらの問診票へ記入して・・」控室の椅子に腰かけて問診表なる一枚に名前、生年月日、(82歳と書くのは初めて)既往症等々書き入れ提出、「どうぞお待ちください」辺りを見回すと、結構流行っているらしく次々と人が、出たり入ったり、待てよ前も沢山人がいたが、もっと賑やかだった気がする・・老人ばかり、杖を付いたりして、皆馴染みのようだ、壁には色々説明書きが、後期高齢者の保険証が新しくなりました、花粉症処置一回10800円へ~、大病院とは違い説明書きが皆近い所に貼って有るので何かホッとして、又辺りをキョロキョロしてる私・・5分もすると、受付からマイクで呼ばれる、念の為補聴器を付けての来院だが、直ぐ目の前で名前を呼ばれるのは安心、マイクは「診察室お願いします」先生各室掛け持ちらしい、入り口近くの診察室で待っていると、現れたのが院長先生?体格の良い立派な老医師であった。医者患者老人同士の会話に淀みは無い、1分位問診票を見て、一言「風邪薬出しておきます」以上、とは言わなかったが「お大事にでもない・・」然し、矢張り普通の風邪だったのかと安心させるような私には、それで十分の医師の診断と見えたのです。10分後受付で薬を貰う、取り出して説明を受けるのだがこれが大変、何と種類の多さ、7種類になる、トローチ以外全て毎食後一度に飲めとは、薬の中に眠くなるかも知れないので、気を付けろと説明書きに有るのが2種類、これは朝、昼は避けるとして、最低でも食後5粒の薬を一気に飲ばねならぬ、間違えてはいけないので何度も説明書を読んで薬を仕分けして5種の中に同じ薬が入って仕舞わぬよう、いやはや厄介な事で有る。昔は風邪引いて、医者へ行くと、注射一本、或いは薬でも2種類位だったような気がする。現代は、風邪も複雑になったか、薬屋が増えたのか、下手な鉄砲数打ちゃ当たる?は冗談としても、3割負担1470円、安心か?無駄か?解らん・・薬?「え~飲んでます」間違わないように、都度説明書と薬を一粒一粒確かめながら・・咳?直ったようで、直らない、老妻も相変わらずゴホンゴホンとやってます。でも医者へ行って、7種の薬も飲んで、取り敢えず安心、その内、何とかなるでしょう。皆さん、自分は風邪等引かないと思っていらっしゃる人、今の風邪ウイルスは抵抗性がより強くなっているが実感です、御気を付けてください。