午後3時修理屋へ到着、ヤレヤレ一安心、早速専務が見てくれる、若しかしての電気系統の異常では無かったのでランプ切れが確定、長い事ランプは切れなかったので止めネジが錆びついている、専務は工場の奥から太い+ドライバーを持って来て後部右の部分を外しにかかる、やっと外れたらしい、傍で見守る私・・・おや?中に何かいる?黒い楕円形、えっゴキブリ・・真っ黒な巨大ゴキブリ3cm?いや4cm位・・見つめる二人、ドライバーと外したランプを持って両手が塞がっている専務・・私が手を出そうとした一瞬の隙、・・ビックリは当のゴキブリも同じ事、急に動き出した、と思ったらランプ下の空洞から外へ飛び出してアッと言う間も無く車サイドを伝い、真下のどぶ板の境目の穴に消えてしまった、後は黒い暗い穴だけ何も見えない・・呆然、専務「今のゴキブリ?・・何処行った?」私「この穴に逃げ込んだ」・・・ウーン私は考えた、何処から入ったのだろうか、若しかして大分前に小さいゴキブリの赤ちゃんが入り込んで、長い年月(チョッと大袈裟か?)ランプの暗い内側で成長して、否、そうなら何を餌にして生き延びたか、否、どうして巨大ゴキブリに成長したか、然し古段ボールだって餌にするゴキブリだから、きっと中で生き延びて成長したんだ・・中の空洞に溜ったゴミを(コレゴキブリの糞かも)掃除してランプを取り替え、専務「プレーキ踏んでみて下さい」・・私「OK!」・・さて、もう片方のランプも取り替え完了、こっちはゴキブリ居なかった。然し可哀そうなゴキブリ君ではないか、嫌われ者のゴキブリ君だけど踏みつけなくて良かった、殺さないで本当に良かった、大きくても動きは敏捷、私みたいな、ご老体では無い、溝の中から出た君は「何年振りかの明るい(明るくも無いか)世界を生き延びて第二のゴキブリ人生、シッカリ旨い物食って長生きしろよ、根性ゴキブリ君」今はあのゴキブリ君にエールを送る82歳爺である。12年運転の我がウイングロード色々ありましたがマダマダ・・・
環状16号を春日部方面に走行中、赤信号で停まっていたら、突然運転席の窓をドンドンと叩くオッサン「ブレーキランプ両方点かないよ!危なくてしょうがない」そう言ってサッサと後ろ自分の車に戻って行った、私慌てて「エッ両方?アリガトウ!」オッサンに聞こえたかどうか・・・信号が青になってスタート「何故?いっぺんに両方も?何故?」走り乍ら考えたが解らない、兎に角両方共ランプが点かない、と言う事は後ろから来る車は、私が何時ブレーキを踏んだのか解らない訳、今日はこの先50㎞位は走らなくてはならない、幸い昼頃だから当分暗くはならないから、明るい内に五香松戸自動車(ウイングロードの修理屋さん)に見て貰う事に決めた。さて慎重な運転、特に急ブレーキは禁物、赤信号に近づいたらユックリユックリブレーキを踏んで、相当前で停車、信号毎これの繰り返し、段々右足が疲れて来る、大変神経を使いながら運転中、又何故両方いっぺんにランプが切れたのだろうかと・・・・後で修理屋の専務(社長の息子だから若い専務である)が「電気系統では無いようです、ランプは片方切れたまま走行してるうちに、もう片方が切れたのでしょう」片方でも点いていれば誰も注意してくれないだろう、自分でも前の車が、ブレーキランプ片方点いていればわざわざ車を降りて前の車の窓は叩かない・・単純な常識かも知れない。そう言えば以前はガソリンスタンドで良く片方ランプが切れたのを指摘されて取り替えて貰った事が有った。ガソリンセルフだから気が付いて貰えない事も有るようだ。 つづく
