石巻の朝は、静かでとても穏やかな朝でした。
私が宿泊したホテルは「石巻サンプラザホテル」です。
このホテルの朝食は、
道路を挟んで向かいにある「石巻グランドホテル」内のレストランでとります。
両ホテルは同じ会社が経営されています。
↓↓石巻グランドホテルのエントランスです。
平成23年3月11日・・・あの大震災の日、
津波は、ホテルの近くを流れている旧北上川を遡ってきました。
そして、このホテルに襲いかかり、ホテルの1階は50㎝浸水したそうです。
港からは3キロほど離れた場所です。
震災時、ホテル近くで津波から逃れようとした人達が、
このホテルへ駆け込み避難されています。
震災当日にホテルへ避難された人の数は70名ほど。
石巻グランドホテルオーナーの後藤宗徳氏は、即日にホテルを避難所とし、
被災者を受け入れたそうです。
3日目には300人の被災者が、このホテルへ避難されていたとの事。
ホテルの朝食を美味しくいただき、
そのあと、日和山公園と門脇地区を目指して歩くことにしました。
悲しみを学びたかったのです。
「悲しみを分かち合う」というのは、
悲しみを知ることだと私は思っています。
だから、学ばなければならないのです。
被災地を、しっかり踏みしめて歩くことなのです・・・。
風景が語りかけてきます・・・。
この町を、私は思いっきり抱きしめた。
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