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大平製麺 - 香川県讃岐うどん巡り 第七章

2011年02月16日 | 香川県・中讃

この製麺所に行きたいが為に、前夜、高速バスで高松入りしました。

午前7時から8時の1時間しか営業していない為、どうしてもJR高松駅から始発電車に乗る必要があったからです。

なぜなら、今回の讃岐うどん巡りの旅も、これまで同様に、公共機関と自分達の足で回るからです。

午前4時56分発の松山行き各駅電車に乗車。

さすがにガラガラです。

でも、暖房が効いていて、とても暖かかったですよ!

多度津駅で乗り換え、善通寺に到着したのは午前5時43分。

まだ夜明け前で真っ暗!

駅前の墓場を横目に、カミさんとふたり、暗い道をトボトボと、遥か3キロはなれた製麺所に向かって歩き出しました。

街灯も少なくて、ほんまに暗くて恐ろしかったです。

時たま、人とすれ違うのですが、目の前にふわぁ~と現れる感じなので、ドキッ!とします。

めっちゃ!怖いやんけ!!!

それでも20分ほど歩いていると、夜が明け、ようやく待望の景色が・・・太陽ありがとう!

スマートフォンのナビが「目的地です」とアナウンスした時、目の前に目印となる常夜燈が・・・。

大平製麺は、この常夜燈の向かい側なんです。

ようやく到着!大平製麺です!

ほんま、普通の民家ですわ!予備知識が無いと、辿り着けんでぇ!

でも、営業時間まで20分ほど・・・、仕方ないので周辺を少し探索。

営業時間の10分前に大平製麺の敷地内に入りましたが、いくつか扉があり、どこから入ればいいのか迷いました。

そこで、私達より、ほんの少し前に訪問されている食らうんジャーさんの大平製麺の記事を拝見しました。

表札を確認して入ったという事は、この母屋の玄関扉で間違いない!

思い切って扉を開けると、奥の方に明かりが・・・製麺室でした!

ご夫妻で、正に製麺されている最中でした。

「うどんを食べに来ました!」と言うと、「昨日、電話くれた方やね」とお母さんが。

昨日、営業の確認を電話でしていたんです。

「こっちに入り」と、製麺室の中へ案内されました。

ここで、先日訪ねられた食らうンジャーさんの事をお母さんに訊くと、「ああ、平日に・・・保育所の時やな」と、しっかりと覚えてられました。(食らうンジャーさん、良かったですね!)

しばらくお母さんの働いている姿を見ていると、

ご主人が、麺と出汁を持ってきてくれました。

製麺室のど真ん中で頂く事に。

この麺、モチモチで、小麦の風味も良く、めっちゃ旨い!

なんや!この旨さ!

ほんま、遠くから来た甲斐があったわぁー!

出汁はイリコで、あとから昆布の味もしました。

少し温めだったので、「ぬるかけ」って感じです。

でも、素朴な味わいで、良かったですよ!

食べた後、またまた歩いて善通寺駅へ戻りましたが、道すがら、私とカミさんの笑顔が消える事はありませんでした。

人は幸せな気分でいると、疲れなんて吹っ飛びます!

 

大平製麺
 
TEL 0877-62-8996
住所 香川県善通寺市与北町696
営業時間 午前7:00~午前8:00頃
営業日 土・日のみ



6 コメント

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Unknown (食らうンジャー)
2011-02-17 12:40:35
私のブログが少しはお役にたったようですね!
お母さんに覚えていただいてて感激やわ~
うどんも美味しかったし、またお母さんに会いに行きます。
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Unknown (tati)
2011-02-17 19:23:13
食らうンジャーさんへ

コメントありがとうございます!
食らうンジャーさんのブログのおかげで助かりました。感謝です!
大平製麺は、私にとっても、また行ってみたい場所となりましたよ!

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いやぁ~また行きたくなりました! (うっし~)
2011-02-17 19:39:42
ブログを拝見して、懐かしく思い出しました(^^)v

私も次回は必ず!
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Unknown (tati)
2011-02-17 20:44:13
うっし~さんへ

あの製麺室の暖かさ、ご夫妻の温かさ、最高ですよね!
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Unknown (9010。。)
2011-02-20 08:23:12
未訪店です。。今度、渡讃する時は行ってみたいと思いました~~

人の温もりの伝わるうどん‥‥‥食べてみたいです


でも真っ暗闇の中、奥さまと歩いている姿、想像すると‥‥‥少し笑いましたが(^_^;)
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Unknown (tati)
2011-02-20 22:14:21
9010さんへ

暗い道は本当に恐ろしかったです(笑)
実はおもしろ(?)エピソードがありまして、歩き始めた時、すぐにお墓の横を通ったのですが、当初、私は気づいていなかったのです…お墓の存在を…。
ただ、カミさんはすぐに気づいたみたいで、私がお墓の存在に気づく前に、ここを乗り切ろうと、私に一所懸命に、他の話題で話しかけてきたのです。
でも、お墓はカミさん側にあったので、話しかけられ、カミさんの方を見た私は、すぐにお墓の存在に気づきました。
カミさんも、私がお墓へ目をやったのに気づき、私の口から「お墓」という言葉が出ないように祈ったそうです。
私も「お墓」という言葉を、死んでも出したくなかったので、結局、ふたりとも沈黙で、お墓を乗り切りました。
このふたりの心境と、その時の光景を想像してみて下さい。
もっと笑えると思います。(^o^)
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